画像は全国切符を掴み取った広島皆実

第104回全国高校サッカー選手権大会 広島県大会決勝(11月16日、エディオンピースウイング広島)

広島皆実が沼田に2−0(前半1ー0)で勝って3年ぶり18度目の選手権出場を決めた。

広島皆実は前半2分に先制ゴール。キャプテン・野村陸路(3年)のCKからの折り返しをFW久保田聖渚(2年)が広く空いていたファーにきれいに流し込んだ。

後半33分も久保田聖渚。ここもドリブルで持ち込んだ野村陸路からのパスを今度は相手GKの裏をかき、相手DFのスライディングをかわしながらニアに決めてみせた。

広島皆実は、令和7年度全国高校サッカーインターハイ広島予選準決勝で敗れた瀬戸内(同大会優勝)を準決勝で倒して決勝に勝ち上がってきた。その瀬戸内は準々決勝で本大会2連覇中の広島国際学院を破り、第100回大会以来の頂点を目指していた。

沼田は延長戦の末に2−0で広島新庄を下して28年ぶりの優勝に王手をかけたが及ばなかった。

 

第104回全国高校サッカー選手権 広島県大会 決勝トーナメント結果

1回戦
瀬戸内6−0広島国泰寺
広島国際学院4−0尾道
銀河学園3−0星槎国際広島
広島皆実4−0呉港
如水館7−1清水ヶ丘
広島新庄2−1広工大高
沼田5−0福山葦陽
広島翔洋3−0崇徳

準々決勝
瀬戸内2−0広島国際学院
広島皆実3−1銀河学院
広島新庄3−2如水館
沼田0−0広島翔洋(PK4−2)

準決勝
広島皆実3−1(前半0−1)瀬戸内
沼田2−0(延長前半2−0)広島新庄

 

決勝は前半2分に広島皆実が先制したあと、沼田の猛攻が続いた。沼田の突破力はすさまじく前半のシュート数は広島皆実の1本に対して9本だった。

 

だが、押し込まれても耐えるだけの強さを広島皆実は備えていた。もっと言えば、それも予想通りの展開…

 

沼田の10番、FW安井智哉(3年)vs広島皆実の10番、FW野村陸路のデュエルは見ごたえ十分。互いに抜群のアジリティと逞しさを前面に押し出し、攻守両面で最後まで見せ場を作った。

 

試合後の広島皆実・上田貴典監督の話(要旨)
エディオンスタジアム広島での決勝、に感謝します。OBの方ほかみなさんのサポートで全国大会へ進むことができました。この1年、まずは守備からと言ってきました。もう一度、全国大会に向けて取り組みたいと思います。

 

広島皆実・野村陸路キャプテンの話
前半は攻められる場面が多かったけど、ゴール前での守備は練習の中でやってきた。押し込まれての無失点は自信になります。後半は修正して自分たちのサッカーができました。(1点目は)セットの練習でやってきたもの。(2点目は)ドリブルから中に上げて点を取ってくれたので良かったです。沼田の10番は縦への突破力があるのでそのスピードに負けないようにしました。全国大会ではまずは初戦、まずは1勝。苦しい時間帯は必ずあるので、しっかり守ってボールを持ったらアイデアを豊富に、攻めていきたい。

 

2得点の久保田聖渚の話
ゲーム前、序盤で点を取ろう!と言われていたので、その通りにできたし、エディオンピースウイングで2点取れて嬉しいです。(2点目は)ふつうだとファーに打つ、と見せかけてGKのタイミングをずらしてニアに決めることができました。全国大会では簡単にはいかないと思うますが、セットプレーも含めて決めたいと思います。 

公益財団法人 広島県サッカー協会 宗政潤一郎のあいさつ(要旨)
決勝戦、名門同士の対戦、素晴らしい戦いだったと思います。沼田高校は久しぶりの決勝戦でよく頑張りましたが残念でした。ただ、みんなが出したパフォーマンスは決勝にふさわしいものでした。この敗戦を糧にがんばってほしいと思います。皆実高校、優勝おめでとうございます。きょうは喜びに浸っていただき、本番は全国大会です。それを忘れずまたあすからこれ以上練習することがないぐらい練習してください。そして良い成績を残してください。広島の代表として、そして敗れた沼田ほかの学校のみなさんのぶんまで、がんばって欲しいと思います。きょうはたくさんの方にご来場いただきました。高校サッカーを盛り上げておいただき、ありがとうございます。最後にこの大会の運営に携わっていただいたみなさんに感謝を申し上げ、私のごあいさつと致します。

 

WACOCA: People, Life, Style.