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2025年11月17日 18:42

川のやぶ刈り払い 残る部分を11月中に実施へ 山形県がクマの緊急対策会議 県版のパッケージ示す

クマの出没が山形県内各地で続発する“異常事態”を受け、2回目となる県の緊急対策会議が17日開かれ、11月末までの県の緊急対策として、やぶの刈り払いなどが実施されることが示されました。

会議では、11月9日までに県内で2257件のクマの目撃情報があり、そのうち人身被害件数は12件とともに記録が残る1977年以降最多となることが報告されました。
そして、11月14日に政府が公表したクマ被害対策パッケージを参考にした県版のパッケージが示されました。
パッケージでは、11月末までに実施する緊急対策として、県が管理する川のうちクマの出没が多く、やぶが残っている場所での刈り払いのほか、不要なカキの木の伐採などを実施する方針です。
さらに警察や市町村職員がパトロールの際に使用するヘルメットや防護服が購入されるなどの対策が行われるということです。

吉村知事「正確な情報を発信してしっかりと対策を取っていく。県民に少しでも安全安心を持ってもらいたい。注意をしていただけるようにこれからも取り組んでいきたい」

県版のクマ被害対策パッケージは、今後予算などの詳細が決定し、様々な対策が実施されるということです。

最終更新日:2025年11月17日 20:02

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