
写真はドイツのクリンクバイル財務相。11月17日、北京で撮影。REUTERS/Maxim Shemetov
[北京 17日 ロイター] – ドイツのクリンクバイル財務相は17日、中国との貿易競争には公正な条件が必要であり、対話が重要だと述べた。
北京で開催された中独金融対話の冒頭、「ドイツと中国は共に、現代の課題に対する答えを見つけることができる」と話した。
ドイツ企業は多額の投資で中国の成長と近代化に貢献してきたとし、逆に中国のサプライヤーはドイツの産業バリューチェーンにとって重要な存在になっていると指摘。「過去数十年にわたる中国とドイツの緊密な貿易関係は、われわれに共通の責任があることも意味している」と語り、ルールに基づく秩序が疑問視されている世界貿易の状況に言及した。
また、ウクライナ戦争終結に共に取り組むべきであり、中国は主要な役割を果たすことができるとも語った。
一方、中国の何立峰副首相は、中国と欧州連合(EU)の関係を改善するため、ドイツがEU内で影響力を行使することを望むと述べた。
また、ドイツ企業の中国市場への投資を歓迎し、貿易摩擦は対話と協議を通じて解決できると信じていると付け加えた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab


WACOCA: People, Life, Style.