【写真を見る】授与された「コンパニオン・オブ・オナー勲章」

今回、イシグロさんに授与された「コンパニオン・オブ・オナー勲章」は、英国の叙勲の中でも、限られた人々にしか授与されない勲章で、元ビートルズのポール・マッカートニーさんやエルトン・ジョンさん、物理学者のスティーヴン・ホーキングさん、「ハリー・ポッター」の作者J・K・ローリングさんなど、イギリスを代表する著名人が受章しています。

TBSロンドン支局は、式典直後のイシグロさんの単独インタビューに成功。 チャールズ国王と交わした「意外な会話」や、同じく叙勲されたサッカー元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏とのやり取りを明かしてくれました。(前編・後編のうち前編)

■受章者同士で祝福 ベッカムさんには「フリーキックが上手いですよね」

Q:勲章の授与おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。

素晴らしいです。ウィンザー城に来られたことも素晴らしいです。ここはとても特別な場所です。

デイビッド・ベッカムさんをはじめ、多くの著名な方々と共にこの栄誉を受けることができたのは、私にとって非常に特別なことです。ベッカムさんは私のすぐ後ろにいたんです。ここに出てくる前に話をしました。

Q:どんな話をしたんですか?

お互いに祝福し合っただけです。「フリーキックが本当に上手いですよね」って。

この叙勲式典の素晴らしい点は、公的な活動や慈善事業など様々な分野で懸命に働く人々、普段はあまり注目されない人々が、こうして称えられることです。その一員となれたことは素晴らしいと感じています。

■チャールズ国王が懸念を示した「AIの脅威」

Q:チャールズ国王から勲章を受ける際に、何かお言葉はありましたか?

短い会話がありました。 (国王は)私が現在何を書いているのか尋ねられ、AI=人工知能の状況や、AIがクリエイティブ産業の人々に与える脅威について懸念を示されました。

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