公開日時 2025年11月15日 05:00更新日時 2025年11月15日 13:09

勾留中の男性が首つり死亡、沖縄署の警察官9人処分 巡回怠る
沖縄警察署(資料写真)

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琉球新報朝刊

 4月に沖縄署の留置場の単独室内で20代男性が首をつった状態で発見され、その後死亡が確認された件に絡み、県警は14日、同署の留置管理課長(50代男性警部)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。当時、留置管理業務をしていた警察官5人と、監督責任がある署長ら3人は訓戒や注意の処分とした。14日付。

 県警によると、男性が最後に生存を確認されてから、首をつった状態で発見されるまで約1時間45分ほどあった。通常、この間には複数回の巡回を実施しないといけないにもかかわらず、巡回を怠っていた。新たな留置者が相次いだことが要因だという。

 事案調査で、所持品検査の不徹底やルール通りの勤務態勢が取られていないなど、同署で不適正な留置管理業務がされていたことも判明。同業務の管理指導をする留管課長を懲戒処分とした。

 事案発生までの約2年間に同署の留置管理業務に従事した34人にも、口頭厳重注意や業務指導を行ったとした。

 県警の田中真実警務部長は「本件を重く受け止め、留置業務の管理強化、職員に対する研修の充実などを徹底し、再発防止に努める」とのコメントを発表した。

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