米国防当局者によると、イラン軍が14日、ホルムズ海峡通過しオマーン湾を航行中のタンカーを拿捕(だほ)し、イラン領海へ進路を変更させた。
運航会社コロンビア・シップマネジメントは、マーシャル諸島籍のタンカー「タララ」が、アラブ首長国連邦(UAE)のホルファカン東約20海里(約37キロメートル)を航行中に連絡が途絶えたと発表した。海上情報提供会社ヴァンガード・テックによると、同船はイスラム革命防衛隊海軍に拿捕された。

連絡が途絶えたタンカーのタララ(2021年)
Photographer: Pascal Bredel/MarineTraffic
イランはこの事件について公式なコメントを出しておらず、イラン港湾海事機構への電話連絡に対しても、今のところ応答していない。英国海軍の地域連絡機関、英国海事貿易作戦本部は、本件は国家による活動とみられるとしている。米国防当局者は、この行為を国際法違反と位置付けたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
当局は、米国やイスラエルとの対立で孤立を深めるイランが再び商船を標的にしているとの懸念を強めつつ、引き続き同船の航路変更の詳細を確認している。イランは2024年4月にも、同海域でイスラエルに関係するコンテナ船を拿捕した。
原題:Iran Forces Seize Oil Tanker After It Passes Hormuz Strait (1)(抜粋)

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