高知県土佐清水市の足摺岬や竜串海岸は、地層の隆起や波と風の浸食などによる複雑な地形が特徴です。2017年と2018年に審査に臨みましたが、情報発信の面などで課題があるとして認定は見送られていました。
泥谷光信市長(土佐清水ジオパーク推進協議会会長)
「大地と黒潮が出会い育まれた豊かな自然、それらを生かした漁業や節作り観光といった産業が生まれ街は形作られた」
3度目のチャレンジとなる今回、推進協議会のメンバーらおよそ20人が画面越しに取り組みをPRしました。
日本ジオパーク委員
「これまでの活動の中で一番力を入れた所は?」
土佐清水市 国立公園*ジオパーク推進課 作田愛佳さん
「拠点施設として竜串ビジターセンターの運用を担うようになったそこでジオパークの理念や私たちの地域に対する考え方を上手く表現できたのでは」
前回までなかった大きなアピールポイントが去年3月にオープンした竜串ビジターセンター「うみのわ」です。地形の成り立ちのパネル展示やガイドツアーなど情報発信の強化をアピールし、無事、認定に向けた最初のハードルをクリアしました。
夏には現地調査が行われ、9月に認定の可否が決まります。
WACOCA: People, Life, Style.