中国の信用供与は10月、前年同月比で予想以上に伸びが鈍化した。国債発行の減少に加え、経済全体で借り入れ需要の弱さが示された。
中国人民銀行(中央銀行)が13日公表したデータを基にしたブルームバーグの試算によると、経済全体のファイナンス活動を示す広義の与信指標、社会融資規模は10月に8150億元(約17兆7500億円)増えたが、2024年7月以来最も小さな伸びにとどまった。
市場予想の中央値は1兆2000億元増加だった。前年同月の1兆4000億元増にも届かなかった。10月の金融機関による新規融資は2190億元増加。市場予想の4990億元増加を大きく下回った。
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10月のマネーサプライ(通貨供給量)統計によれば、M2は前年同月比8.2%増。予想は8.1%増だった。
国債の発行は、当局が2025年前半に発行を前倒しした影響で、前年より減少している。信用供与の伸びを抑えるもう一つの要因としては、季節的な動きもある。銀行は通常、四半期初めには貸し出し目標の達成を急がない傾向がある。

原題:China Sees Weakest Credit Expansion in a Year as Demand Dries Up、China’s Credit Growth Disappoints With Dip in Public Bond Sales、China’s Jan.-Oct. New Loans 14.97t Yuan; Est. 15.25t Yuan(抜粋)
— 取材協力 John Liu and Yujing Liu
(2段落目に加筆して更新します)

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