米財務長官、数日以内に「重大発表」 コーヒーなどの値下げ巡り

マレーシアのクアラルンプールで行われた米中貿易協議後、取材に応じるベセント米財務長官。10月撮影。REUTERS/Hasnoor Hussain

[ワシントン 12日 ロイター] – ベセント米財務長官は12日、コーヒーやバナナなど米国産以外の農産物の価格引き下げに向けた「重要な発表」を今後数日以内に行うとの考えを示した。FOXニュースの番組「フォックス・アンド・フレンズ」のインタビューで述べた。

ベセント氏は具体的な内容は明らかにしなかったものの、発表により物価は「非常に急速に」下がるとの見方を示し、2026年の第1・四半期から第2・四半期にかけて米国民がそれを実感するだろうと述べた。

これを受け、米国が輸入関税を引き下げ供給逼迫が緩和される可能性があるとの観測が浮上し、コーヒー価格は急落した。アラビカコーヒー<KCc2, opens new tabは1518GMT時点で4.1%安となった。ロブスタコーヒーLRCc2, opens new tabも4%下落した。米国は世界最大のコーヒー消費国。

米国で消費されるコーヒー豆の3分の1を占めるブラジル産コーヒー豆は、トランプ大統領が8月に課した50%の輸入関税によって市場から締め出されている。

また、トランプ米大統領の関税収入から低所得者などに約2000ドルの給付金を支給する案は年収10万ドル未満の人を対象とする予定だが、まだ決定されていないと述べた。

残業代やチップへの減税などトランプ政権がすでに講じている他の措置に加え、外国投資を通じて国内製造業を振興する措置も来年初めに施行される点を指摘。「実質賃金は上昇するだろう。来年の第1・四半期、第2・四半期には、米国民が状況の改善を実感し始めると期待している」と述べた。

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