[ニューヨーク 12日 ロイター] – 午前のニューヨーク外為市場では、円がドルに対して下落し、一時、2月4日以来9カ月ぶり安値となる1ドル=155.04円を付けた。その後は0.5%安の154.92円で推移している。
高市首相が政権として低金利の維持を希望すると表明し、日本銀行との緊密な連携を求めたことから、日銀に利上げ延期を働きかけるとの懸念が高まった。
トロントのスコシアバンクの外為ストラテジスト、エリック・セオレ氏は「市場はこれをソフトな干渉行為と捉えている。われわれは日銀が12月の政策決定会合で利上げを実施すると依然として予想しているが、1月の次回会合まで延期される可能性への懸念が高まっている」と指摘した。
ダンスケ銀行の為替ストラテジスト、モハマド・アルサラフ氏は、「口先介入の効果はかつてほど大きくない」と指摘。「日本当局が円を真に押し上げるには実質的な介入が必要であり、今後数カ月以内にそうなる可能性もある」と警戒感を示した。
表はLSEGデータに基づいています
※外為市場
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.