メキシコ、砂糖輸入に新たな関税導入 値下がりや供給過剰懸念で

写真は白砂糖と角砂糖。2018年12月撮影。 REUTERS/Emmanuel Foudrot

[メキシコ市 11日 ロイター] – メキシコ政府は11日、砂糖の輸入に対して新たな関税を導入した。砂糖は国際的に価格が下がり、メキシコ国内市場では供給過剰のリスクが高まっているためとされる。

10日夜に官報に掲載された布告によると、新たな輸入関税は、てんさい糖とシロップを含む全種類の砂糖が1キログラム当たり156%、精製液糖が210.44%。従来は1トン当たり360-390ドルだった。

メキシコは元来、砂糖の輸入国ではない。しかし過去3シーズンは悪天候で国内の生産が落ち込んだ上に米国向けの輸出が減少し、砂糖の輸入が大幅に増加していた。

メキシコの砂糖生産者団体の代表は今回の輸入関税について「国産品にとって大きな保護になる」と述べ、事実上メキシコへの砂糖輸入は不可能になるとの見方を示した。

メキシコの年間砂糖生産量は平均約500万トンで、うち400万トン強が国内消費に回り、残りが米国など海外に輸出されている。2025/26年シーズンの砂糖生産量は520万トンと、前シーズンの470万トンから回復する見通しだ。

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