鳥取市青谷町にある長尾鼻灯台をより多くの人に親しんでもらおうと、音楽や食事を楽しめるイベントが開かれました。
鳥取市青谷町にある長尾鼻灯台を舞台に、11月1日に開かれたのは「AOYA TODAY FESTIVAL」です。日本財団の海と灯台プロジェクトの一環で開かれました。
長尾鼻灯台は普段、海上保安庁が管理していて、敷地内に立ち入ることは出来ませんが、11月1日の灯台記念日に合わせて、境海上保安部の協力のもと特別に敷地を公開し、開催されました。
鳥取市青谷地区振興プロジェクト実行委員会 桝田康広さん
「(長尾鼻灯台は)実際来る機会が無いということで、だったら子供たちも大人も一回来てもらって、楽しい時間を過ごしてもらって、灯台の魅力をもう一度再確認していただけたらうれしいと思っています」
会場では、地元の飲食店のブースの他、地元バンドなどが出演する音楽ライブを開催。
そして長蛇の列が出来ていたのが、普段は入る事が出来ない長尾鼻灯台の見学会です。参加者は、眼下に広がる日本海の大パノラマを楽しみ、その景色をカメラに収めていました。
参加者
「高くて怖かったです」
「思ったよりきれいでした。地元なんですけど、初めて灯台に登れて感動しました」
この日は1500人が来場。会場ではこれまで青谷地区で進められてきた灯台を学ぶ授業を紹介するパネル展示も行われ、長尾鼻灯台の歴史についても理解を深めていました。

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