10日の取引で、米国債利回りが幅広い年限で上昇している。史上最長にわたっている米政府機関閉鎖に終結の兆しが表れたことで、高リスク資産が買われ、安全資産が売られている。

  指標の米10年債利回りは一時4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して4.14%。米上院は9日夜、政府機関閉鎖を終結させる法案を進めるための措置を賛成60、反対40で可決した。

  米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長が、金利が中立水準に近づいていることを踏まえて金融当局は慎重に対応すべきだと発言し、米国債利回りは先週末も上昇していたため、このまま行けば2日続伸となる。

  INGのストラテジストは「タカ派的なFRBと、政府機関閉鎖終結の見込みが今や出てきたことを踏まえ、米金利には引き続き弱気バイアスだ」とリポートで指摘した。

  一方、政府機関再開への楽観はリスク資産を後押ししている。S&P500指数先物は米国時間10日早朝に一時0.7%上昇。TD証券のアジア・太平洋シニア金利ストラテジスト、プラシャン・ニューナハ氏は、「12日に下院で表決が行われ、14日に政府機関が再開されると見込んでいる」と述べた。

米国債利回りが上昇、政府機関閉鎖に打開の兆し

 

 

原題:Treasury Yields Rise Amid Breakthrough on US Government Shutdown(抜粋)

WACOCA: People, Life, Style.