ドイツ商工会議所、今年の経済成長ゼロと予想 来年0.7%

ベルリンで8月撮影。 REUTERS/Annegret Hilse

[ベルリン 6日 ロイター] – ドイツ商工会議所(DIHK)は6日、今年の同国の経済成長率がゼロになるとの見通しを示した。来年も0.7%の成長にとどまる見通し。

期待されていた経済の改善が実現しておらず、経済の停滞が続いているという。

DIHKのヘレナ・メルニコフ事務局長は「夏季も状況は改善しなかった。むしろセンチメントは再びわずかに悪化した」と指摘。

今後12カ月間に経済状況が改善すると予想する企業はわずか15%で、4社に1社は悪化すると予想した。調査は2万3000社を対象に実施した。

企業は慎重姿勢を強めており、投資を増やす計画を立てているのは5社に1社。3社に1社は投資を削減する予定。

メルニコフ氏は「パンデミック発生から5年が経過しても、企業投資は依然として危機前の水準を約10%下回っている」と指摘。「ドイツの年間投資の85%は民間部門によるものであり、これは警鐘だ」と述べた。

雇用見通しも悪化している。4社に1社が人員削減を計画。人員の増強を計画しているのは11%だった。人件費を最大の事業リスクの1つに挙げた企業は56%で、過去最高。

「社会保険料の増加と最近の最低賃金引上げは、特に接客業などの労働集約型部門に顕著な影響を及ぼしている」という。

調査対象企業の約58%は内需低迷を重い負担と認識。57%は経済政策を巡る環境が事業のリスクになっているとの認識を示した。

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Maria Martinez

Maria Martinez is a Reuters correspondent in Berlin covering German economics and the ministry of finance. Maria previously worked at Dow Jones Newswires in Barcelona covering European economics and at Bloomberg, Debtwire and the New York Stock Exchange in New York City. She graduated with a Master of International Affairs at Columbia University as a Fulbright scholar.

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