インドのサービスPMI、10月は5カ月ぶり低水準 豪雨や競争圧力で

インド・カルナータカ州ベンガルールのレストランで食事を提供するスタッフ。2024年4月撮影。REUTERS/Navesh Chitrakar

[ベンガルール 6日 ロイター] – S&Pグローバルがまとめた10月のHSBCインドサービス部門購買担当者景気指数(PMI)確報値は58.9と、9月の60.9から低下した。速報値の58.8とほぼ一致した。

中核のサービス部門は、競争圧力と豪雨でここ数カ月の力強い成長ペースが鈍化し、伸び率は5月以来の低水準となった。

需要の主要指標である新規事業は引き続き大幅に増加しているが、10月の減速はインドにとっての新たな逆風を浮き彫りにしている。インフレ圧力が顕著に緩和の兆しを見せている中、今年度の成長率は6.7%と前年度の6.5%から減速すると予想されている。

指数は好不況の分かれ目となる50を51カ月連続で上回り、長期平均も上回っている。減速にもかかわらず基調環境がなお堅調なことが示された。

ただ、新規事業のサブ指数は大幅な伸びを示したものの、5カ月ぶり低水準に低下。調査参加者は鈍化の原因に、競争激化や国内各地で発生した洪水や地滑りを挙げた。

サービス部門と製造部門を合わせた総合PMIは、9月の61.0から5カ月ぶり低水準の60.4に低下した。調査では、製造業で生産・新規受注がともに急拡大したことから、主にサービス業が景気の足を引っ張った実態が浮き彫りとなった。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.