
中国の習近平国家主席とカナダのカーニー首相は31日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(サミット)が開かれている韓国・慶州で会談した。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[慶州(韓国)/北京 31日 ロイター] – 中国の習近平国家主席とカナダのカーニー首相は31日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(サミット)が開かれている韓国・慶州で会談した。カナダ首相官邸によると、両首脳は農水産品や電気自動車(EV)を巡る貿易問題をはじめ、エネルギーや農業、製造業、気候変動といった幅広い分野で協力を深める枠組みについて協議した。
会談後、両首脳は二国間関係を進展させることを表明した。カーニー氏は習氏から呼びかけがあった中国への訪問を受け入れた。カナダは最大の貿易相手国である米国との間で貿易摩擦が激化している。米国への依存度を減らし、新たな市場開拓を目指しており、カーニー氏は中国との幅広い関係改善する必要性を強調してきた。
国営の中国中央テレビ(CCTV)によると、習氏はカーニー氏に対し、中国は二国間関係の改善を目指すカナダの姿勢を高く評価しており、協力して両国関係を改善する意思があることを表明。両国は特定の経済・貿易問題の解決を推進し、戦略的パートナーシップの発展を促進することで合意したとしている。
カーニー氏はアジア太平洋地域で貿易や安全保障の結びつきを深める目的で、アジアを訪問している。APECのビジネス会合では、カナダは米国以外の国々への輸出を今後10年間で2倍にする目標に言及した。
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