映画「ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス」の制作秘話などを話した宇田鋼之介総監督(左)と声優の田野アサミさん=佐賀市の嘉瀬川河川敷
映画「ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス」の宇田鋼之介総監督
二階堂サキ役の田野アサミさん
映画「ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス」の制作秘話などを話した宇田鋼之介総監督(左)と声優の田野アサミさん=佐賀市の嘉瀬川河川敷
10月下旬に封切られた佐賀を舞台にした人気アニメの劇場版「ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス」のトークショーが11月2日、バルーンフェスタの主会場の嘉瀬川河川敷で開かれた。宇田鋼之介総監督とアイドルグループ「フランシュシュ」の二階堂サキを演じる田野アサミさんが登壇し、制作秘話や作品の魅力などを語った。イベントの模様を詳報する。(小島発樹)
宇田総監督は、3年前に映画制作のヒントを探す「ロケハン」のためにフェスタを訪れたエピソードを紹介した。バルーンが車から出されて組み立てられ、実際に飛ぶところまでを取材。「朝早くから来て、過酷なロケだった。コンパクトな状態で出てきたバルーンがあんなに大きくなるんだと驚き、映画の中で描いた」と振り返った。ただ、宇田総監督は高所恐怖症のため、実際にバルーンに乗ることはなかったという。
お気に入りのシーンは「作中でバルーンがいっぱい飛ぶところ」と宇田総監督。夜間係留の「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」から着想を得たシーンもあることを明かし、「実際には(気球は)夜に空を飛ばないが、飛んだら派手なシーンになると思った」とアニメならではの表現について解説した。
バルーンフェスタへ初来場となった田野さんは、「事前にフェスタのことをたくさん調べてきた。バルーンの形のトイレに驚いた」と話した。
映画では、県内各地が宇宙人から襲撃されるシーンが描かれている。宇田総監督は「自宅や勤め先が破壊された方がいっぱいいると思います。すいませんでした」と陳謝し、会場の笑いを誘った。田野さんも「佐賀の人は寛大」とうなずいた。
宇田総監督は「スタッフが何回も佐賀のいろんな地を訪れておいしいものを食べ、“佐賀愛”を蓄えて制作した作品。ぜひ映画館へ足を運んでほしい」と映画をPR。田野さんは「これからも佐賀で私たち(フランシュシュ)に生きさせてください」とさらなる応援を呼びかけた。

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