
スーパーで食料品の買い物をする女性。2022年8月、ワシントンで撮影。REUTERS/Sarah Silbiger
[ワシントン 7日 ロイター] – 米ミシガン大学が7日発表した11月の消費者信頼感指数(速報値)は50.3と、10月確報値の53.6から低下し、2022年6月以来、約3年半ぶりの低水準に落ち込んだ。政府機関閉鎖が過去最長記録を更新する中、経済的影響を巡る懸念が意識されている。
エコノミストは、53.2への低下を見込んでいた。
消費者調査ディレクターのジョアン・スー氏は声明で、「政府閉鎖が長期化する中、消費者は経済への悪影響を懸念し始めている」と指摘。「消費者心理の低下は、年齢、収入、政治的立場を問わず国民全体に広がっている」と述べた。
1年先の期待インフレ率は4.7%と、前月の4.6%から上昇。一方、5年先は3.6%と、前月の3.9%から低下した。
景気現況指数および期待指数は52.3、49.0と、いずれも前月の58.6、50.3から悪化した。
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