
【大の里 会見全文】英国で稽古不足も年4度目Vへ…“因縁”九州場所への思い
大相撲の横綱大の里(25=二所ノ関)が10月27日、福岡市西区の部屋で先場所優勝力士として会見しました。同21日に帰国したロンドン公演で稽古不足に陥ったといい「なまっている体を起こさないとダメ。部屋で基礎基本から、かっちり」と九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)に備えます。
昨年も秋場所を制して新大関で年間最後の場所を迎えましたが、感染症による秋巡業離脱も影響して9勝6敗。「似ているけど同じ失敗をしないよう、年4回目の優勝で締めくくりたい」と燃えました。会見の一問一答全文を紹介します。
大相撲2025.11.07 17:00

大相撲九州場所の番付発表で、抱負を語る横綱大の里(撮影・浅見桂子)
ロンドンから10月21日に帰国
―午前中から、対応ありがとうございます。
大の里ああっす。
―まずはロンドンから帰ってきてから、まだ1週間、たっていません。今、体調などはどうでしょう
大の里そうですね。しっかりと、はい。また、昨日、九州に乗り込んだわけですが、まあ気持ちを切り替えて、また、九州場所に向けてしっかり頑張っていきたいと思います。
―時差ぼけなどはなかったんですか
大の里もう治りましたね、はい。
―やはり、なりました?
大の里はい。

大相撲九州場所の番付発表で、抱負を語る横綱大の里(撮影・浅見桂子)
―いよいよ番付発表されまして、1年納めの場所を迎えました。今年、九州3回目ですが、どんな思いで九州に来られましたか
本文残り86% (2190文字/2535文字)

長野県飯田市生まれ。早大4年時にアメリカンフットボールの甲子園ボウル出場。
2004年入社。文化社会部から東北総局へ赴任し、花巻東高の大谷翔平投手や甲子園3季連続準優勝の光星学院など取材。整理部をへて13年11月からスポーツ部。
サッカー班で仙台、鹿島、東京、浦和や16年リオデジャネイロ五輪、18年W杯ロシア大会の日本代表を担当。
20年1月から五輪班。夏は東京2020大会組織委員会とフェンシング、冬は羽生結弦選手ら北京五輪のフィギュアスケートを取材。
22年4月から悲願の柔道、アメフト担当も。

WACOCA: People, Life, Style.