A・ジョリーさん、ウクライナ最前線都市を訪問 市民らと面会

写真中央左は防弾チョッキを着たアンジェリーナ・ジョリーさん。2025年11月6日に公開されたLegacy of War Foundationの提供写真

[キーウ 6日 ロイター] – 米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、ウクライナで最も危険とされる最前線都市の南部ヘルソンなどを訪れ、ロシア軍の絶え間ない攻撃にさらされる医療従事者、ボランティア、民間人と面会した。

ヘルソンと近郊のミコライウ訪問を支援した「レガシー・オブ・ウォー財団」が6日に公表した声明で、「世界中の政府が民間人の保護に背を向けている今、この人々の力強さと支え合いには頭が下がる。ミコライウとヘルソンの人々は毎日危険と隣り合わせで暮らしているが、決して屈していない」と述べた。

写真には防弾チョッキを装着したジョリーさんが地下室にいる様子や、窓のない部屋で子どもたちと触れ合う姿が写っている。

財団によると、ジョリーさんは攻撃から逃れるため地下に移設された医療・教育施設を視察した。

かつて約30万人が暮らしていたヘルソンは、ロシア軍の最前線兵器の射程圏内にある最大の都市。ロシア軍は2022年3月から8カ月にわたり市全域を占領し、現在もドニプロ川を挟んだ対岸にとどまっている。

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