タイムアウト東京 > Things To Do >11月に行くべき国際フェスティバル4選
11月も、世界のグルメとカルチャーが一堂に会するイベントが目白押しだ。スペインの情熱を味わう「フィエスタ・デ・エスパーニャ」や、最新の「ピノイカルチャー」を発信する「フィリピンフェスティバル東京」、本場アメリカのバーベキューやハンバーガーをクラフトビールと満喫できる「アメリカン・フェスティバル」など、国際色豊かな催しが揃う。
秋の空の下で、異国の味と文化に浸ってみては。
画像提供:米国食肉輸出連合会「YUMMY SMASH BURGER」
アメリカン・フェスティバル
アメリカの食文化をまるごと体験できる大型イベントが開催。会場には、米国産ミートやクラフトビールをじっくり味わえる本格的なブースが集結する。
米国食肉輸出連合会が監修する「アメリカン・ミート・ショーケース」では、米国産のビーフやポークを使った本格バーベキューやグリル料理が味わえる。注目は、日本初上陸となる「Boston Butt Burger」。肩ロース肉(ボストンバット)を低温でじっくり焼いた厚みのあるパティは、アメリカ南部らしいスモーキーな香ばしさが特徴だ。
また、名古屋の人気店「Troy’s American BBQ」によるプルドポークサンドや、「HOMIES food service」のガンボライス、在日米国大使館が公式認定する「アメリカン・バーガーコンテスト」の選出店舗「YUMMY BURGER」のスマッシュバーガーなど、さまざまなアメリカングルメが勢ぞろいする。
「アメリカンクラフトビアエクスペリエンス」では、全米9社による18種のビールを提供。「Breakside Brewery」のIPAや、「Maui Brewing」のラガーなどのクラフトビールが味わえる。アメリカのジューシーで陽気な食文化を堪能してほしい。
※22〜24日 12〜20時(24日は16時30分まで)/L.O.は閉場の30分前まで/日比谷公園/入場は無料
Photo: Jason Conde
フィリピンフェスティバル東京
最新の「ピノイカルチャー」が融合する、国内最大級のフィリピンイベント。今年は例年以上に、豪華なステージと多彩なフードブースが登場する。
ステージには、「アジアの水晶の歌声」と称されるシンガー・Sheryn Regis(シェリン・レジス)が登場するほか、ダンサーのZeus Collins(ゼウス・コリンズ)、ボーカリストのMaria Pangilinanが出演し、華やかなパフォーマンスを繰り広げる。
そのほか、日本のコスプレ文化とフィリピンのエンターテインメントのステージや、カラオケ、フィリピン各地の地方芸能エリアも見逃せない。屋台エリアには炭火焼きチキンの名店「Bacolod Inasal」や、赤羽のフィリピン家庭料理店「Nene’s Kitchen」などが出店。レチョン、アドボ、ルンピア、ガーリックライスといった定番料理から、現地スイーツやフィリピンビールまでが幅広く並ぶ。
足を運べば、フィリピンの温かい魅力を味わえるはずだ。
※29〜30日 10〜19時/代々木公園/入場は無料
画像提供:有限会社フジヤマコム
フィエスタ・デ・エスパーニャ
日本最大級のスペインフェスティバル「フィエスタ・デ・エスパーニャ」が、今年も代々木公園で開催される。期間中はスペイン関連のブースやキッチンカー、物販などおよそ50店が出店。生ハムやビール、ワインなど、スペインのさまざまな文化に触れられる。
恒例の約400人前の巨大パエリアも登場。湯気の立つ大鍋を囲み、炊き上がりをみんなで分け合う瞬間は、本場の祭りのような一体感に包まれるだろう。メインステージでは、フランメンコやスペインギターの迫力あるパフォーマンスが繰り広げられるほか、一般参加で「セビジャーナス」を踊る企画も実施。セビジャーナスとは、アンダルシア地方・セビリア発祥の伝統舞踊だ。
サッカーファンに向けた特別企画も登場。スペインの名門リーグ「LA LIGA」をテーマに、日本各地のファンがユニフォーム姿で集まり、全員で記念写真を撮影して国内外へ発信する。音楽と食、サッカー文化を通じて、スペインの情熱と一体感を味わえるだろう。
※15〜16日 10〜20時(17日は19時まで)/代々木公園/入場は無料
関連記事
『東京、秋の夜長にしかできない15のこと』
『東京、11月から12月に行くべきアート展』
『この秋、日本で行くべきベストスポット10』
『アートで東京を育む国際芸術祭「東京ビエンナーレ2025」が開幕』
『東京で楽しむ世界のクリスマスケーキ5選』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

WACOCA: People, Life, Style.