プーチン氏、核実験再開の提案起草を指示 トランプ氏発言に対抗

ロシアのプーチン大統領は5日、核兵器実験の可能性に関する提案を起草するよう政府高官に指示した。写真はモスクワで同日撮影(2025年 ロイター/Sputnik/Gavriil Grigorov/Pool via REUTERS)

[モスクワ 5日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は5日、核兵器実験の可能性に関する提案を起草するよう政府高官に指示した。核兵器実験を巡っては、トランプ米大統領が先週、国防総省に対し実験を直ちに開始するよう指示したと明らかにしていた。

プーチン大統領は、「私は外務省、国防省、情報機関および関連民間機関に対し、この問題を巡る追加情報を可能な限り収集し、安全保障会議で分析し、あらゆる取り組みを行うよう指示する」と言及。

ロシアは包括的核実験禁止条約に基づく義務を常に厳守してきたが、米国またはいずれかの核保有国がそのような兵器を実験すれば、ロシアもそれに応じるだろうと述べた。

ベロウソフ国防相はプーチン大統領に対し、米国の最近の言動は「直ちに本格的な核実験に備えることが望ましい」ことを意味すると指摘。その上で、ロシア北極圏ノバヤゼムリャ島の核実験場は、短期間でそういった実験を実施することが可能だと述べた。

米国が最後に核実験を行ったのは1992年。ロシアは91年のソ連崩壊後は一度も行っていない。

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