ロシア石油大手ルクオイル、西側の制裁で海外事業に支障

写真はルクオイルのロゴ。2022年5月、サンクトペテルブルクのガソリンスタンドで撮影。REUTERS/Anton Vaganov

[ロンドン 4日 ロイター] – 消息筋によると、ロシア石油大手ルクオイル(LKOH.MM), opens new tab
は、西側の制裁によりイラク、フィンランド、スイスで事業運営に支障が出るなど、海外事業の遂行に苦戦している。米国と英国は先月、ルクオイルに制裁を発動。米財務省は、企業にルクオイルおよびロシア石油最大手ロスネフチ(ROSN.MM), opens new tabとの取引を11月21日までに終了させるため、ライセンスに期限を設けた。 もっと見る

制裁の影響は、ルクオイルが事業を展開する各地域に広がっている。イラクでは、ルクオイルが権益を持つ油田からの原油貨物3件の積み込みを、国営石油販売企業SOMOがキャンセルした。

またスイス・ジュネーブに拠点を置くルクオイルの貿易部門リタスコは、英国の制裁を受けて英船舶仲介業者が取引を拒否しているため、船のチャーターに苦慮している。消息筋によると、制裁の直接的な影響でリタスコは従業員の解雇にも踏み切った。

フィンランドでは、ルクオイル傘下Teboilのガソリンスタンドの経営者と従業員約1000人が今後数週間中に失職する恐れがある。フィンランドの銀行がロシア産石油およびルクオイルへの制裁を実施し始めているためだ。

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