恐竜の肌みたいだけど栄養豊富で料理と相性良し 福井市が特産化目指す「ディノケール」の収穫始まる おはづけ 炒め物にも

料理と相性が良い葉キャベツ「ディノケール」の収穫始まる(5日午前9時半福井市中新田町)

葉キャベツの一種で、恐竜の肌のような見た目をした「ディノケール」の収穫が福井市内で始まりました。食物繊維や葉酸が豊富で、学校給食にも提供されます。

ゴツゴツとした葉っぱ。恐竜の肌のような見た目から「ディノケール」と名付けられています。

福井市中新田町にある清斗農園の農業用ハウスでは、11月に入ってから収穫が始まり、5日朝も生産者が1枚づつ丁寧に摘み取っていました。

ディノケールは、イタリアトスカーナ地方原産の葉キャベツの一種で、キャベツと比較して、食物繊維や葉酸の量が2倍以上と豊富に含まれていて、さまざまな料理との相性が良いのが特徴です。

■清斗農園 清水江梨華さん

「最近はおはづけにして食べるのが好き ちょっと大きめに切って、ごはんに巻いて食べられたりする 海苔の代わりみたいにおいしい」

市内6軒の生産農家で2026年3月までにあわせて1トンを収穫予定で、JAの直売所で販売するほか、市内の学校給食にも提供されるということです。

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