ドイツ・中国外相が安保・経済など協議、訪中再調整でも合意

写真は記者会見に臨むドイツのワーデフール外相。トルコ・アンカラで10月撮影。REUTERS/Cagla Gurdogan

[ベルリン 3日 ロイター] – ドイツのワーデフール外相が中国の王毅外相と電話で会談し、安全保障、経済政策など相互の関心事項について協議したと、外務省報道官が3日明らかにした。

両外相は、このほど中止されたワーデフール氏の訪中を近く再調整することで合意。また、中国側はメルツ首相の訪中をあらためて要請したという。

両国関係は、レアアース(希土類)や半導体などの問題で緊張している。一方、両国はともに輸出主導型経済で、トランプ米大統領が関税を広範に駆使して世界貿易の再構築に乗り出したことから経済面で不確実性に直面している。

中国外務省によると、王氏は意見の相違を避けるのは難しいが、双方とも意思疎通、理解、相互信頼を強化すべきだと述べた。

またドイツに「台湾独立」に反対するよう求め、台湾は中国領土の不可分の一部とする「一つの中国」原則は「中独関係にとって最も重要な政治的基盤」と言明。中国とドイツは、二国間関係を正しい軌道に乗せるため、安定的かつ持続可能な政策枠組みを確立する必要があると述べた。

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