ペルー政府は3日、メキシコと断交すると発表した。2022年のクーデター未遂を巡る混乱以降、メキシコが左派政治家を支援してきたことに起因する対立が再び激化した。
発足したばかりのヘリ政権のデセラ外相は記者会見で、「ペルー政府がメキシコとの外交関係を断絶することを決定した」と述べ、チャベス元首相にメキシコ政府が亡命保護を与えたことを内政干渉だと非難した。
チャベス氏は左派のカスティジョ政権で首相を務めた。カスティジョ元大統領はクーデターに関与したとされ、議会から罷免されている。

ペルーの首都リマにあるメキシコ大使館前
Photographer: Martin Mejia/AP Photo
メキシコ政府はペルーが一方的に外交関係を断つと決めたことについて「遺憾」だとし、受け入れられないとする声明をオンラインで発表した。
声明によると、メキシコは1954年の政治亡命条約に基づき、チャベス氏の亡命を認めた。決定は詳細な審査を経て行われ、定められた手続きに厳格に従ったとしている。メキシコは、対話を重視し、両国間の対立を友好的に解決することを優先する方針を示した。
原題:Peru Severs Ties With Mexico as Political Standoff Deepens、Mexico Rejects Peru’s Move to Cut Diplomatic Relations (抜粋)
— 取材協力 Gonzalo Soto

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