みずほフィナンシャルグループ(FG)の木原正裕社長は4日、香港でブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、日本銀行は今後、1回から2回の利上げを行う余地があるとの認識を示した。
木原氏は、日銀が賃金上昇に確信を持てれば、利上げに踏み切るとの見解を示した。市場や金融業界は12月か来年1月に追加利上げを実施する可能性が高いと見込んでいる。

みずほFGの木原社長(25年7月)
Photographer: Jason Alden/Bloomberg
木原氏はまた、日銀の利上げによって同社の業績が押し上げられ、株主資本利益率(ROE)は10-12%程度まで上昇すると見込んでいると明らかにした。足元の水準は8.5%だ。同社は7月、今期(2026年3月期)の連結純利益見通しを9400億円から1兆200億円に上方修正した。1兆円の大台を超えるのは初となる。
国内では高市早苗首相が政権運営を本格化させており、4日からは初の国会論戦が始まる。木原氏は高市氏について「明確なビジョンを持ち、日本の成長を実現させようとしており、それが市場に反映されている」と歓迎した。
木原社長は「国際金融リーダー投資サミット」の会場で、英語でのインタビューに答えた。みずほFGは14日、25年7ー9月期(第2四半期)の決算を発表する予定だ。
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— 取材協力 Yvonne Man and David Ingles

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