2025年11月1日(土) 16:00

広島が2022年以来2度目のルヴァン王者に輝く!MVPは荒木 隼人が獲得【サマリー:ルヴァンカップ 決勝】

JリーグYBCルヴァンカップは1日に国立競技場でファイナルが行われ、柏に3-1で勝利した広島が、栄えあるカップを手にした。

ともに3-4-2-1の布陣を採用するミラーゲームとなった一戦は、後方からつなぐ柏に対し、広島がハイプレスで応戦。高い位置でボールを奪い、ジャーメイン 良らがゴールに迫ると、25分に中野 就斗のロングスローを荒木 隼人が頭で合わせ、広島が先制に成功した。

その後は柏が反撃を仕掛けるも、広島は力強い対応で確実に凌ぐと、38分にエリア手前でFKのチャンスを獲得。これを東 俊希が直接叩き込み、リードを2点に広げた。さらに前半終了間際には再び中野のロングスローから、最後はジャーメインがボレーで合わせ、前半のうちに3点のリードを奪った。

後半に入ると自陣で対応する時間が増えたものの強固なブロックは崩れることなく、逆にカウンターから追加点の機会を窺った。

81分に1点を返されると3枚替えを敢行し、守備の強度を担保、体制を整えると、終盤は柏の猛攻を身体を張って跳ね返し、2点のリードを守り抜いた。

持ち前の堅守を保ち、セットプレーの機会を確実にモノにした広島が3-1と快勝を収め、2022年大会以来、2度目の優勝を成し遂げた。

なおMVPには先制点を挙げ、最終ラインを支えた荒木 隼人が選ばれている。

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