公開日時 2025年11月01日 07:04更新日時 2025年11月01日 09:36
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7月、映画「長崎 閃光の影で」について取材に応じる(左から)松本准平監督、菊池日菜子さん、小野花梨さん、川床明日香さん=長崎市
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共同通信
【ローマ共同】広島と長崎への原爆投下から今年で80年となったことに合わせ、原爆投下直後の長崎で救護活動に取り組む看護学生たちを描いた映画「長崎 閃光の影で」が10月31日、バチカンで上映された。長崎出身のカトリック信者で被爆3世の松本准平監督も会場を訪れ「この映画が平和のための道具になることを願う」と訴えた。
在バチカン日本大使館などが企画。会場の「フィルモテカ・バチカーナ」にはバチカン職員や各国の外交関係者ら約50人が訪れた。約2時間の上映後は会場から大きな拍手が起きた。鑑賞したローマ在住のチェッコーニさん(61)は「映画は現実に起きた悲劇の一部。二度と繰り返してはいけない」と語った。
映画は日本赤十字社の看護師たちの手記が原案。原爆によって焦土と化した長崎で、目の前の負傷者の救助に力を尽くす3人の看護学生を描く内容になっている。今年1月、カトリック大阪高松大司教区の酒井俊弘補佐司教がバチカンで前教皇フランシスコ(4月に死去)と対面し、この映画を紹介したという。

バチカンで上映された映画「長崎 閃光の影で」=10月31日(共同)
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