『d design travel』は、制作資金の重要な柱、そして、47都道府県を一緒に駆け抜ける仲間のコミュニティーとしてクラウドファンディングを位置づけ、トラベル誌を必要としてくださる方々をサポーターとして募っています。

 

第10弾のテーマは、vol.36『徳島号』です。

 

 

これまでのクラウドファンディングはこちら

岡山号/茨城号/富山号/福島号/三重号/神奈川号/福井号/広島号/島根号

 

Message

残り11県!

皆様とともに全ての都道府県で

『d design travel』をつくりたい。

 

編集長・神藤秀人

ディアンドデパートメント株式会社

 

まず最初に、これまでの『d design travel』制作支援にご協力いただいた皆さまも、そうでない初めての皆さまも、本プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。あらゆる関係者の皆さまのおかげもあり、これまで9回に渡り、作り続けることができました。

 

そして今回、10回目のクラウドファンディングにチャレンジします。

 

 

皆様に支えられて刊行をつづけてきた『d design travel』も、残すところあと11県。

 

青森県、秋田県、宮城県、新潟県、石川県、兵庫県、和歌山県、鳥取県、宮崎県、長崎県、熊本県が残っています。

 

本書は、デザイン視点を持つトラベルガイドブックであること以上に、今、日本がもっとも大切に残していかなければならない、「その土地らしさ」=「日本らしさ」に重点をおいた、旅行記型の “文化誌” でありたい、と常に考えています。だからこそ、必ず日本全国全ての県で『d design travel』を作り、文化を届けていきたいと考えています。

 

本シリーズのコンプリートへ向けて、今回企画しているのは「徳島号」。d design travel では四国エリア最後となります。

 

目標額は、これまでと同じく500万円(再びAll-or-Nothing形式 達成しなければ全額返金)。

 

徳島号を刊行し、この先も『d design travel』を続けていくためにも、「この本をつくり続けていく意味」を信じて応援してくれる、 “ロングライフデザインの精神” を周囲に伝染させてくれる「仲間」の存在が必要です。

 

この“挑戦”は、皆さまと一緒に、47都道府県を走り続けるため、『d design travel』のコミュニティーを築いていくという、意思表示でもあります。

 

これまでご支援いただいた3,866名の皆さま、そして新たに興味を持ってくださった皆さま、どうか今回の挑戦にも温かいご支援をお願いいたします。

 

 

‖今回、テーマは「徳島県」。

 

『d design travel』、今回のテーマは、36県目、「徳島」です。

 

D&DEPARTMENT PROJECTの創業は、2000年の東京。地域のロングライフデザインを発掘し、その土地らしさを伝えるコミュニティーショップでありネットワークです。最近では広島や島根など、各都道府県で展開してきましたが、どの地域にも地元の人でさえ知らない、ややもすると忘れ去られてしまうような、素晴らしいデザインがあることに気づかされてきました。

 

D&DEPARTMENTの先頭を走り、土着的でもその土地に残る、大切な物事を大切に伝え続けていこうという活動を発掘し、紹介しつづけてきたのが『d design travel』シリーズです。

 

そしてこの度、36県目は「徳島県」です。

 

d design travel では最後の四国エリア。藍染めや大谷焼といった工芸品をはじめ、阿波踊りや人形浄瑠璃などの伝統芸能、そして、すだちに鳴門わかめ。知る人ぞ知る“阿波国の魅力”。といってもこれまで通り、いっさいの先入観なしで徳島県へ入ります。

 

四国というとただでさえ面積が小さく、森林も多い地域。そのうち3県を旅してきた後で、果たして何が待っているのでしょうか。「残りものには福がある」なんて使い古された言葉ですが、まだまだ知られざるデザインの旅は、今から楽しみでしかたありません。

 

そのためにも、2025年12月に、本プロジェクト「徳島号」を完成させる必要があります。そして、このコミュニティーが、これからの日本の未来へと繋がっていくと信じています。

 

こちらもぜひお読みください

一部リターンコースにも含まれている、「ロングライフデザインの会」の説明はこちら

 

 

‖『d design travel』がクラウドファンディングに挑戦する理由

 

『d design travel』の制作資金は、実売、企業さまからの協賛、そして行政からの助成金の3本柱でまかなってきました。しかし出版不況で人気雑誌すら次々と廃刊になる今、苦境はトラベル誌も同じです。

 

そこで、「トラベル誌を必要としてくださる」方々の方を向いて、誠実に制作を続けていくために、新たな試みとして考えてきたのが、クラウドファンディングでした。

 

クラウドファンディングは、ただ資金を調達するだけの手段ではなく、同じ思いを抱き、悩みを持つ仲間たちを巻き込み、コミュニティーを創造する「広場」のようなものだと思っています。

 

 

 

‖クラウドファンディングの覚悟

 

『d design travel』では、「All or Nothing」という目標金額に到達しなければ一円もお金が入らないという形式での挑戦にこだわりを持っています。

 

つまりは、目標金額の500万円に到達しない場合は徳島号の制作資金を用意できず、『d design travel』が完成しないということです。また、この先に『d design travel』をつくり続けること自体も危ぶまれます。

 

これまでも、「クラウドファンディングが成功しない限りは『d design travel』をつくり続けられない」という覚悟を持ってクラウドファンディングに挑戦してきました。趣旨に賛同いただき、応援とご支援の気持ちを寄せていただいているからこそ、『d design travel』をつくり続ける意味があると考えています。

 

今回でクラウドファンディングは10回目。まだまだ編集部の旅は続きますが、本当に「変わらないでほしい未来」をみなさまに伝えていきたいです。

 

■目標金額

下記の必要資金計 1,700万円のうち、まずは500万円を目標に募ります。

 

印刷費 4,000,000円 / リサーチ及び取材旅費 2,500,000円 / 原稿費 1,500,000円 / デザイン・データ制作費 1,000,000円 / 外注撮影費 500,000円 / 校正費 1,000,000円 / 英語翻訳費 1,000,000円 / 企画編集製作・制作進行管理費 3,000,000円   ※その他イベント費用別途

 

※加えて、READYFOR手数料(最終達成額の10%)、決済手数料(同5%)がかかります。

 

 

‖徳島からのメッセージ

 

 

北室淳子
 

有限会社北室白扇 専務取締役
半田手延べそうめん協同組合 代表理事
半田そうめん食堂 代表

www.kitamuro.co.jp

 

2014年のWS号、あれから11年が過ぎようとしています。
やっとd design travel徳島号の本誌が刊行されるとのこと、誠におめでとうございます。
出張先のテレビを見ていた時に画面越しに出会った、ナガオカさんのロングライフデザインという考え方に共感し、今もプロジェクトとしてのdを応援し、また私たちの半田そうめんも、d47食堂で徳島の味としてご提供いただき、お世話になっています。

「昔からある」を「自分たちらしさ」として残すという素直さに気づかせてくれたd。
きっと参加する皆さんの周りにもそれがあると思います。
その土地らしさからのメッセージを受け取る旅、へ。
徳島号を一緒に作りましょう。

 

 

東尾厚志
遠近 店主

www.ochicochi.info

 

僕はD&DEPARTMENTやd design travelの活動に心を動かされてきました。
自分の店でも、「流行に左右されず、永く愛される本当に良いもの」を届けたいと考えています。
徳島らしさとは何か?と考える時、幼い頃、母が軒先でお遍路さんにご飯を差し出していた光景が、今も心に甦ります。徳島には、旅人に手を差し伸べ、他者の願いや祈りに静かに寄り添う文化があります。そんな徳島という素材と、ロングライフデザインという考え方が出会うことで、d design travel 徳島号が、地域の価値に気づき、寄り添い、次の世代へと繋ぐ一冊となることを、心から願っています。

 

 

田中達也
株式会社スペック 代表
株式会社BIG EYE COMPANY 代表
スペック
BIG EYE COMPANY 

 

徳島県民の中には「徳島には何もない」と口にする人が少なくありません。かつての私もそう感じていました。けれど、外からのまなざしを通して気づかされたのは、この土地には、自然と向き合う暮らしの中で生まれた知恵や工夫、訪れる人を思いやる“お接待”の心が息づいているということ。自然の恵みと、ときに厳しい環境のあいだで、人々が紡いできた暮らしと文化が根づいている。d design travel 徳島号が、そんな徳島の奥ゆかしい魅力を、デザインの視点で、その本質をすくい上げてくれることを、心から楽しみにしています。

 

 

眞鍋太一
農業法人フードハブ・プロジェクト 共同代表取締役 支配人

foodhub.co.jp

 

d design travelの魅力は、その土地に根ざす人たちと出会うように旅をし、土地との関係性を育んでいけるところにあると思います。文化人類学でいう、固有の文化の深層を理解するためのフィールドワーク的ガイドブックとも言えるのではないでしょうか。

ロングライフデザインという編集の切り口と、デザイントラベルという旅の行為を通して、旅人である自分自身がその土地の物語(ナラティブ)の一部となっていくことができる。

満を持して編集されている徳島号に(笑)、たくさんの人たちが関わり、どのような場所や物語が紹介されていくのか。発刊後には、県民である私たち自身も旅を通じて、改めて徳島のデザインの素晴らしさを体感していくことが、今からとても楽しみです。

 

 

阪東高英
株式会社阪東食品 代表取締役

bando-farm.com

 

遠い昔から徳島に根づいている食や文化、そしてあらゆるもののデザイン。
これらを外から見てみると、捉え方によっては最先端であり、新鮮に感じることがあります。
まさしくそれを気づかせてくれるのがd design travelだと思い、楽しみにしています。 

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、READYFOR利用規約の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。

※「お土産詰め合わせ」の内容は、ディアンドデパートメント株式会社が有する以下の許認可の範囲で選定し、お届けいたします。:酒類小売業免許・飲食店営業許可・食品衛生責任者営業許可・古物商

※感染症等、社会情勢により取材スケジュールが延期となる等の影響を受け、万が一刊行スケジュールが延期となる場合は、活動報告にてお知らせいたします。その場合も、いただいたご支援の返金はいたしかねますのでご了承ください。

 

20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。

 

酒類販売管理者標識

・販売場の名称及び所在地:D&DEPARTMENT TOKYO 東京都世田谷区奥沢8-3-2
・酒類販売管理者の氏名:藤田 諒
・酒類販売管理研修受講年月日:令和6年9月19日
・次回研修の受講期限:令和9年9月18日
・研修実施団体名:一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会

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