Bリーグ1部(B1)の琉球ゴールデンキングスは10月31日、外国籍選手のアンドリュー・ランダルと2025-26シーズンの短期契約を結んだことを発表した。11月1日にある越谷アルファーズとのアウェー戦からエントリーする予定。

27日に主力外国籍の1人だったケヴェ・アルマの退団を電撃発表していたキングス。脇真大と小針幸也も離脱しており、29日のシーホース三河とのアウェー戦を77-82で競り負け、5勝5敗の西地区8位と厳しい戦いが続く。

 ランダルは現在35歳。米国出身。198cm、109kgのスモールフォード。2013年にbjリーグ時代のキングスでプロキャリアをスタートさせ、その後は日本の各チームを渡り歩いてきた。2020-21シーズンはB2得点王。ライジングゼファー福岡に所属した昨シーズンは、プレーオフで平均27.0点7.0リバウンド5.0アシスト1.3スティールという圧巻の活躍を見せた。

ランダルの印象、キングスでの役割などについてOUTNUMBERの湧川太陽編集長とOKINAWA Island Hoopsの長嶺真輝編集長の二人で展望した。

 

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長 新しい外国籍選手はランダルでしたね。短期契約ですが。

湧 もうそろそろ出るかなとは思ってました。ランダル、懐かしいです。

長 バイウィークまであと8試合あるから、まずはそこを乗り切りたいということろなんですかね。

湧 そうでしょうね。まずは早急に、と。

長 三河戦を見ていても、どうしても最終盤でミスマッチを突かれ続ける場面があったから、少しでも穴埋めしたいところですね。

湧 単純にビッグマンのローテーションが足りない。

長 ランダルはどんな選手というイメージですか?

湧 キングスにいたの2013年で、3、4番ポジションの選手でした。点取り屋で。ただ、途中で契約を解除したんですよね。それで、もっとスコアリング能力に長けていたドゥレイロン・バーンズが入ってきた。バーンズはこのシーズンの優勝の立役者になりました。

長 このシーズンはキングスが優勝した年か。

湧 そう。伊佐勉ヘッドコーチが初めて優勝した年です。昨シーズンの福岡の試合を見ると、何でもこなしてくれるというような感じですね。

長 結構アタックしたい選手という感じがしますね。スタッツを見ると、3ポイントの成功率はそこまで高くないし、アテンプト自体も多くない。

湧 年齢も35歳なので、大きな期待をかけているというよりも、本当に緊急で補強した感じですね。

長 サイズは198cmだから。ロー選手より少し低いかな。

湧 ただ、キングスに入ってからずっと日本でプレーしているので、フィットしやすそうですよね。自分の役割を分かってプレーをしてくれそう。

長 緊急補強っていう意味では、日本、Bリーグの文化を知ってる人の方がいいんでしょうね。笛の傾向とか。彼はセカンドユニットで点を取る役割が大きいんですかね。

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