
ベセント米財務長官(写真左)は30日、連邦準備理事会(FRB)が0.25%ポイントの利下げを決定したことを称賛したが、年内の再利下げに疑問を示した発言について組織の大幅な見直しが必要なことを示しているとの見解を示した。27日撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[ワシントン 30日 ロイター] – ベセント米財務長官は30日、連邦準備理事会(FRB)による前日の0.25%ポイント利下げを評価しつつも、年内の追加利下げに疑問符を付ける発言について、組織の大幅な見直しの必要性を示しているとの見解を示した。
ベセント長官はFOXビジネスとのインタビューで、「昨日のFRBの決定には拍手を送る」としつつも、「それに伴う文言はFRBが過去から抜け出せない状況を物語っている 。今年に入ってからのインフレ予測はひどいものだ。FRBのモデルは壊れている」と語った。
FRBがなぜ次回12月の会合での利下げに消極的なシグナルを発したのか理解できないとし、「FRBのプロセスや内部構造を刷新できるリーダーを見つける必要がある」と述べた。
次期FRB議長候補の選考については、12月初旬に2回目の面接を行い、トランプ大統領がクリスマスまでにパウエル議長の後任を選べるようにしたいという考えを示した。
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