
        橋下徹氏
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元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(56)が27日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に生出演。秋田県の鈴木健太知事が、県内で相次ぐクマの人的被害を受け、自衛隊の派遣を検討するよう要望していることについて、私見を述べた。
自衛隊は法律上武器使用が認められないため、箱ワナの設置や駆除したクマの解体など、後方支援のみに限られるが、橋下氏は「こういうことまで、何でも自衛隊にお願いするっていうのは反対。災害派遣、何といっても国防というところが一番で、“何かあったら自衛隊”って、自衛隊も大変ですから」と話した。
そして「(秋田県が)大変なのは分かりますけど」と理解を示しつつも、「やっぱり自治体とか行政のほうで、民間も含めて(対応すべき)」と持論。「後方支援だったら、綺麗ごとかも分からないけど、地域の行政体でやらないと」といい、クマ被害は同時多発的に発生しており、近隣の自治体を含めた人手不足を指摘されると、「それだったら都道府県連合体だったり」と提案した。
さらに「ハンターに報酬を払ってないからですよ。ちゃんとハンターに報酬を払って、ハンターの養成を」と進言したが、番組MCの青木源太アナウンサーから「一応、8000円程度の手当てが出ている」と補足されると、「あんなリスクを負って8000円はない」とバッサリ。「日本の政治行政は、民間をボランティア扱いしすぎ」と断じていた。
 
						
			
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