犯罪捜査や行方不明者の捜索で活動する、県警の嘱託警察犬の競技会が、10月29日に徳島市で開かれました。
行方不明者の捜索や犯人の追跡を行う警察犬。
徳島県警では警察犬を飼育しておらず、民間人が飼育・訓練する「嘱託警察犬」が、県警の要請を受けて出動しています。
29日、徳島市では「嘱託警察犬」の競技会が開かれ、候補犬を含む23頭が出場しました。
人間の3000~6000倍とも言われる嗅覚を頼りに、人が歩いた経路を辿って遺留品を探し出す「足跡追及」や、やぶの中で行方不明者を探す「地域捜索」が行われました。
県警は、競技会の成績や実績を踏まえて、12月までに2026年の嘱託警察犬を決定します。
県内では現在11頭が活動していて、行方不明者の捜索などで2025年はこれまでに51件出動しています。

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