ANA、通期業績予想を上方修正 日本貨物航空の買収など寄与

ANAホールディングスは10月30日、2026年3月期連結業績予想を上方修正すると発表した。2020年10月、羽田空港で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

[東京 30日 ロイター] – ANAホールディングス(9202.T), opens new tabは30日、2026年3月期連結業績予想を上方修正すると発表した。上期に燃油市況が期初想定を下回り、為替の円高推移で費用が減少したほか、日本貨物航空の買収に伴い特別利益を計上した。配当は1株60円の従来予想から変更はない。

純利益は前年比5.2%減の1450億円(従来予想1220億円)、営業利益は同1.7%増の2000億円(同1850億円)、売上高は同9.6%増の2兆4800億円(同2兆3700億円)に見直した。

IBESがまとめたアナリスト11人のコンセンサス予想の純利益平均値は1321億円だった。

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