
オンド・ファイナンスは、トークン化された米国株とETFをBNBチェーンのDeFiエコシステムに追加。
トークン化証券市場は8月以降2倍超に拡大し、RWA.xyzによるとTVL(預かり資産)は7億ドル(約1070億円、1ドル153円換算)近くに達している。
現実資産(RWA)専門企業であるオンド・ファイナンス(Ondo Finance)は、同社のトークン化証券プラットフォーム「オンド・グローバル・マーケッツ(Ondo Global Markets)」をBNBチェーンに拡大し、100種類超の米国株式とETFを、最も活発なブロックチェーンネットワークの一つに導入した。
この動きにより、BNBチェーンの340万人のデイリーユーザーは、同プラットフォームを通じてアップル(Apple)やテスラ(Tesla)などの企業のトークン化された株式や人気のあるETFを24時間いつでも売買できるようになる。
これらの資産は主に、米国市場への投資機会を求めるものの、地理的または規制上の障壁によって投資が阻まれている米国外の投資家を対象としている。
トークン化された株式は今年前半、ロビンフッド(Robinhood)、クラーケン(Kraken)、バイビット(Bybit)、ジェミナイ(Gemini)などのデジタル証券会社や暗号資産(仮想通貨)取引所がオンチェーンでの株式取引の提供を開始したことで急成長した。
オンドがBNBチェーンに拡大したことで、BNB上でトークン化された金融資産を提供する、バックド(Backed)やクラーケン(Kraken)のxStocksといったプロジェクトとの競争が激化するだろう。BNBへの進出は、BNBが強力なユーザー基盤を持つアジアやラテンアメリカにおけるトークン化株式市場の普及を深めることになる。
RWA.xyzのデータによると、トークン化された株式市場全体の規模は8月以降2倍超に拡大し、現在は7億ドル(約1070億円)近くに達している。オンド・グローバル・マーケッツは9月のローンチ以来、この分野で最大のプレイヤーの一つとなり、RWA.xyzによるとTVL(Total Value Locked:預かり資産)は約3億2000万ドル(約489億6000万円)に上る。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Midjourney/Modified by CoinDesk
|原文:Ondo Brings Tokenized U.S. Stocks to BNB Chain as Market Doubles to $700M
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