ロシア特使「和平への道歩んでいる」、1年以内に戦争終結との見方

ロシアのドミトリエフ特使(国際経済・投資協力担当)は、サウジアラビアで開かれた投資会議で、ウクライナ戦争は1年以内に終結するとの見方を示した。写真はサンクトペテルブルクで6月撮影(2025年 ロイター/Anton Vaganov)

[リヤド 29日 ロイター] – ロシアのドミトリエフ特使(国際経済・投資協力担当)は、サウジアラビアで開かれた投資会議で、ウクライナ戦争は1年以内に終結するとの見方を示した。

ドミトリエフ氏はサウジの首都リヤドで、「われわれは和平への道を歩んでいると確信しており、ピースメーカー(平和の構築者)としてそれを実現する必要がある」と言及。ウクライナの和平は1年以内に実現可能かとの質問に対し、「そう信じている」と答えた。

また、世界最大級の天然資源保有国である米国、サウジ、ロシアの協力を称賛し、こうした協力により世界はより安全になるとの見方を示した。

さらに、ロシア周辺の地域紛争に注目が集まる中、「われわれはそれがより大きな紛争へとエスカレートすることを望んでいない」とし、状況を悪化させないためにこれまでよりも良い対応をする必要があると語った。

ドミトリエフ氏は先週末、トランプ政権の代表者らとの協議のため、米国を訪問していた。 もっと見る

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