カナダ中銀、2会合連続で0.25%利下げ 利下げサイクル終了も示唆

カナダ銀行(中央銀行)は29日の会合で、政策金利である翌日物金利の誘導目標を25ベーシスポイント(bp)引き下げ2.25%とした。写真はオンタリオ州オタワの中銀ビル前で5月撮影(2025年 ロイター/Blair Gable)

[オタワ 29日 ロイター] – カナダ銀行(中央銀行)は29日の会合で、政策金利である翌日物金利の誘導目標を25ベーシスポイント(bp)引き下げ2.25%とした。また、インフレと経済の見通しに変化がない限り、利下げサイクルに終止符を打つ可能性を示唆した。

25bp利下げは2回連続となり、金利水準は2022年7月以来の最低水準となった。市場では広く利下げが予想されていた。

マックレム総裁は、今回の金融緩和は、インフレ率を目標である2%に近づけつつ、経済が米国の関税による混乱に対処できるよう支援することを目的としていると述べた。

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David Ljunggren

Covers Canadian political, economic and general news as well as breaking news across North America, previously based in London and Moscow and a winner of Reuters’ Treasury scoop of the year.

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