2025年10月29日 16:15

山上徹也被告
2022年、奈良市で安倍晋三元首相を銃撃し殺害した罪などに問われている山上徹也被告の裁判員裁判は、29日午後1時10分ごろから、2日目の公判が始まりました。
2日目の公判では、事件当日、現場の大和西大寺駅で、選挙の応援演説をしていた安倍元首相の隣に立っていた、自民党の佐藤啓参議院議員が検察側の証人として出廷し「体験したことのない大きな音が2回した。振り返ると安倍元首相が倒れていて、『総理、総理』と声をかけた。安倍元首相は目を開いていたが一見して大変厳しい状態だろうと思った」と当時の状況を語りました。
■山上被告「全て事実です」殺人罪認める
無職の山上徹也被告(45)は、2022年7月、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で選挙の応援演説中だった安倍晋三元首相を手製の銃で撃ち殺害した罪のほか、前日に奈良市にある旧統一教会の関連施設が入る建物を銃撃したなどの罪に問われています。
28日に行われた初公判で、山上被告は、「全て事実です。私がしたことに間違いありません。法律上どうなるかは弁護士に任せます」と起訴内容を認めました。
最終更新日:2025年10月29日 16:15
関連ニュース

WACOCA: People, Life, Style.