
10月29日、チェコ共和国の総選挙で勝利したバビシュ前首相は、自身が率いるポピュリスト政党「ANO」が、欧州連合(EU)懐疑派の「モトリスト党」、極右で反EU・反NATO(北大西洋条約機構)のSPDとの間で11月3日に連立合意文書に署名すると述べた。プラハで4日撮影(2025年 ロイター/Radovan Stoklasa)
[29日 ロイター] – チェコ共和国の総選挙で勝利したバビシュ前首相は29日、自身が率いるポピュリスト政党「ANO」が、欧州連合(EU)懐疑派の「モトリスト党」、極右で反EU・反NATO(北大西洋条約機構)のSPDとの間で11月3日に連立合意文書に署名すると述べた。
バビシュ氏はXに投稿した動画で「連立で合意した。新議会が招集される来月3日に連立合意文書に署名することで合意した」と述べた。
連立政権に参加する政党は、財政支出の拡大、ウクライナへの防衛支援削減、EUの移民政策や気候変動政策に対する支持縮小を目指している。
ANOは議会で過半数を獲得しておらず、今月3─4日の総選挙後、モトリスト党、SPDとの協議を続けてきた。連立与党は下院200議席中、計108議席を占めることになる。
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