【11月1日グランドオープン!】
『大エジプト博物館』と吉村作治・エジプト調査隊について
11月1日、ついにエジプト・ギザに、『大エジプト博物館(GEM)』が開館します。
考古学ファン、古代文明ファン、エジプトファンにはたまらない、待ちに待ったニュースなのではないでしょうか。
私たちエジプト調査隊もその1人であり、開館に関わる一員でもあります。
「第二の太陽の船」は、ここ大エジプト博物館の一大展示品になることが決まっており、私たちは現在これの完成に向けた活動を鋭意進めております。
これから大エジプト博物館に関連するアレコレを、『GEMコラム』として本プロジェクト活動報告で発信していきますので、ぜひチェックしてみてください!

吉村作治 82歳の挑戦。
4カ年計画第一弾・太陽の船完成へ。
私の夢は、クフ王のピラミッドの謎を解明し、彼が眠る本当の墓を見つけること。その鍵を握るのが、「第二の太陽の船」の復原です。
第二の太陽の船は、私たちの発見によって約4600年の永い眠りから解き放たれました。
2017年の第一弾クラウドファンディングにはじまり、2023年に第二弾、2024年に第三弾と、皆さまからの多大なご支援をいただき、今日まで復原活動を進めることができ、いよいよ第二の太陽の船の完成が見えてきています。
計画では、2029年いっぱいで完成する予定です。そのためには、総額8000万円が必要だと見込まれています。
これまでも全財産をなげうってでも挑む覚悟で活動してきましたが、どうしても私たちだけの力では夢を叶えることができません。皆さまも一緒に、この第二の太陽の船を、現代によみがえらせてみませんか?プロジェクトへのご参加をお待ちしております。

第二の太陽の船完成に向けた “4カ年計画” について
必要総額:8000万円
費用項目:
「第二の太陽の船」の復原に向けた活動のうち2026年1月〜12月の活動にかかる費用
年
項目
金額(円)
2026年度
保存修復資材(強化剤・溶剤など)
設備備品(部材をスケルトンに取り付ける金具など)
消耗品(工具・保存修復用具など)
人件費(保存修復家謝金)
海外渡航費(吉村先生、日本人スタッフ)
8,000,000
2,000,000
800,000
1,200,000
3,000,000
合計
15,000,000
2027年度
保存修復資材(強化剤・溶剤など)
設備備品(部材をスケルトンに取り付ける金具など)
消耗品(工具・保存修復用具など)
人件費(保存修復家謝金)
海外渡航費(吉村先生、日本人スタッフ)
8,000,000
2,000,000
800,000
1,200,000
3,000,000
合計
15,000,000
2028年度
保存修復資材(強化剤・溶剤など)
設備備品(部材をスケルトンに取り付ける金具など)
消耗品(工具・保存修復用具など)
人件費(保存修復家謝金)
海外渡航費(吉村先生、日本人スタッフ)
8,000,000
2,000,000
800,000
1,200,000
3,000,000
合計
15,000,000
2029年度
保存修復資材(強化剤・溶剤など)
設備備品(部材をスケルトンに取り付ける金具など)
消耗品(工具・保存修復用具など)
人件費(保存修復家謝金)
海外渡航費(吉村先生、日本人スタッフ)
8,000,000
2,000,000
800,000
1,200,000
3,000,000
合計
15,000,000
※上記に手数料・雑費等が年度ごとに500万円かかります。
予定スケジュール:
第1フェーズ 〔2026年度(2026年1月~2026年12月)〕
組み立て復原その1:船体外板の取り付け
第2フェーズ 〔2027年度(2027年1月~2027年12月)〕
組み立て復原その2:船体梁桁の取り付け
第3フェーズ 〔2028年度(2028年1月~2028年12月)〕
組み立て復原その3:上部構造(甲板室など)の取り付け
第4フェーズ 〔2029年度(2029年1月~2029年12月)〕
組み立て復原その4:櫂の取り付け・船の完成
2023年のプロジェクトにて皆様からいただいたご寄付により、鉄製骨組みの基本設計およびスケルトン部品の仮組み立てを完了することができました。(詳細はこちらもご覧ください)
今回のクラウドファンディング(4ヵ年計画第一弾)では、第一目標金額を第一フェーズに手数料・雑費等を加えた2000万円とし、皆様からいただいたご支援金は木材を保存する薬剤の調達費用として使用させていただきます。
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援金額に関わらず、自己負担するなどして当初予定していた規模のプロジェクトを実施します。
太陽の船プロジェクト
|ピラミッドの謎の解明という夢
ページをご覧くださりありがとうございます。私 吉村作治は、エジプト考古学者としての人生を通じ、古代エジプトで最も偉大なファラオの一人とされるクフ王を追い続けてきました。
「クフ王のピラミッドの謎を解明し、彼が眠る本当の墓を見つけたい」というのが私の夢です。
そのために、「太陽の船」プロジェクト、「大ピラミッド探査」プロジェクト、「クフ王の墓を探す」プロジェクトというの3つのプロジェクトを、エジプト観光考古省と共同で、ギザのピラミッド地区で展開してきました。
この活動を行うチームこそが「エジプト調査隊」です。

私とエジプトとの出会いは、幼い頃にイギリス人考古学者「ハワード・カーター」の伝記を読んだことがはじまりです。
ピラミッドの謎とは?
長年の我が研究人生の中で、あともう少しのところで、いまだ解き明かすことができていない謎があります。それが、「ピラミッド建造の目的」です。
定説では「ピラミッドは王の墓である」とされていますが、私は長期に渡る研究から、この説は成り立たないと考えています。しかし物証が少なく、いまだピラミッド王墓説を完全に覆すまでには至っていません。
そこで鍵となるのが、「太陽の船」です。「第二の太陽の船」の研究を進めるまでは、私自身も多くの研究者が残してきた定説を信じてきました。しかし、時に自分の研究が歴史を変えることもあることを身をもって体験したのです。「第二の太陽の船」を修復・復原することは、これまでの歴史を覆すほどの可能性を秘めていると信じています。


|「太陽の船」プロジェクト
クフ王の「太陽の船」は、「王が太陽神ラーとともに、幸せな来世に達することができるように」との祈りを込めて、王が「あの世」と「この世」を移動するために用意された実物の船で、今から約4600年前に作られた世界最古の大型木造構造船*です。
二隻の「太陽の船」は、クフ王のピラミッドの南側の地表面下に設けられた船坑に、分解して収納されていました。「第一の太陽の船」は、すでにエジプト人の手により組み立て復原が終わっています。
*出典:Paul Lipke, “The Royal Ship of Cheops”, National Maritime Museum, Greenwich, Archaeological Series No.9, BAR International Series 225, 1984, p.ix. / Jenkins, Nancy (1980). The Boat Beneath the Pyramid (PDF). (http://www.gizapyramids.org/static/pdf%20library/jenkins_boat.pdf)

太陽神ラーの船(ルクソール・センネジェムの墓)

エジプト人の手により復原された「第一の太陽の船」
もう一隻の「第二の太陽の船」は、1987年に私たちが電磁波探査レーダーの調査によって発見し、その後エジプト観光考古省と共同で復原することになりました。
私は2008年から発掘事業を立ち上げ、木の部材の取り上げ、応急的な強化処理や修理を行ってきました。木の部材は保存状態がとても悪く、作業は難航したのですが、二度のエジプトの革命(2011年・2013年)やコロナ禍を乗り越えて、2021年までに合計約1700点にのぼる部材をすべて船坑から取り上げ、大エジプト博物館保存修復センターへと運び込む作業を終えました。

解体して船坑に納められた第二の太陽の船(2012年)

部材取り上げの様子

取り上げの終了(2021年)
|2017年、2023年、2024年と、3度のクラウドファンディング挑戦
2017年にはじまり、2023年、2024年と3度のクラウドファンディングに挑戦しました。



皆さまからのご支援により、「第二の太陽の船」の復原案を作り、いよいよ完成が見えてきました。これもひとえに、皆さまからのお力添えの賜物と、心より感謝しております。

レーザースキャナーによる三次元計測の様子

船体の三次元モデル

第二の太陽の船の復原模型

新たなクラウドファンディングへの挑戦
|復原に向けた大きな問題
私たちは今、「第二の太陽の船」を組み立て復原し、大エジプト博物館で公開する事業にとりかかろうとしています。そのために、大エジプト博物館の敷地の中にギザ遺跡で使っていたテント倉庫を移築して、準備作業場を作りました。

大エジプト博物館の敷地の中に移築した私たちの復原準備作業場
ところが、「第二の太陽の船」の木の部材は、かつて船坑の中に水が浸入したことが原因で、長い年月の間に傷みがどんどんと進み、私たちが想定していた以上に弱くなってしまっていたという問題がわかりました。
これらを組み立てて船を復原するためには、鉄骨やプラスチック、透明な材料などを用いた、かなり精密かつ大がかりな補強用の骨組みを作り、木の部材そのものも、先進的なナノテクノロジーを用いた方法で、さらに補強処理を施す必要が出てきました。

補強処理が必要な木の部材の一部
「第二の太陽の船」の復原は、日本がODA(政府開発援助)で援助する大エジプト博物館の事業の一環として、JICA(独立行政法人国際協力機構)の支援を受けて現場を運営してきました。2020〜2027年度の8年間で、約3億円の予算を予定している一大プロジェクトです。
しかし、新たに生じたこの2つの問題に対処するには、その予算枠を超えた資金が必要となります。自己負担額は、総額約8000万円。そこで今回、完成に向けた3ヵ年計画を打ち立て、その第一弾として今回のクラウドファンディングを立ち上げてご支援を募ることにいたしました。
このプロジェクトに、全財産をなげうってでも挑む覚悟ですが、どうしても私たちだけの力では夢を叶えることができません。
皆さまも一緒に、この第二の太陽の船を、現代によみがえらせてみませんか?人類の宝を永遠に子孫に残すという仕事を、皆さまと一緒に実現したいと思っています。プロジェクトへのご参加をお待ちしております。

メンバーからのメッセージ
黒河内 宏昌
クフ王第二の太陽の船復原プロジェクト現場主任
東日本国際大学エジプト考古学研究所教授
応援団の皆様からのメッセージ
ユーセフ・ナバラウィさん
クフ王第二の太陽の船復原プロジェクトチーフエンジニア
マムドゥーハ・ターハさん
エジプト観光考古省ギザ・ピラミッド地区査察官
クフ王第二の太陽の船復原プロジェクトスーパーバイザー
リターン一覧
リターンタイトル
限定個数
金額
【グッズコース】アクリル製マグネット
300
¥5,000
【グッズコース】アルミ製スケール
200
¥5,000
【グッズコース】缶バッチ
300
¥5,000
【グッズコース】エジプト調査隊オリジナル壁掛けカレンダー
200
¥10,000
【グッズコース】吉村作治オリジナル壁掛けカレンダー
200
¥10,000
【グッズコース】帆布トートバック
100
¥20,000
【グッズコース】アクリル・フレーム(ピラミッド)
20
¥20,000
【グッズコース】アクリル・フレーム(アビドス巡礼船)
20
¥20,000
【グッズコース】パピルス額装(A4サイズ)
10
¥20,000
【体験コース】VR体験「Horizon of Khufu」ペアご招待
¥20,000
【グッズコース】マスコット(吉村先生&バステト女神)
¥30,000
【グッズコース】パピルス額装(A3サイズ)
20
¥30,000
【体験コース】講座「蘇る太陽の船」(全2回)
15
¥30,000
【グッズコース】特製名入れの万年筆
10
¥50,000
【体験コース】オンライン講座(吉村先生)
¥50,000
【体験コース】エジプト考古学研究所教授の講座(全3回)対面実施(オンデマンドあり)
15
¥50,000
【体験コース】研究所教授とめぐる石切り場遺跡
5
¥50,000
【グッズコース】エジプトモチーフのゴールドアクセサリー(少年王ツタンカーメン)
30
¥100,000
【グッズコース】エジプトモチーフのゴールドアクセサリー(ネフェルティティ王妃)
10
¥100,000
【グッズコース】エジプトモチーフのゴールドアクセサリー(スカラベ)
30
¥100,000
【体験コース】吉村先生とのお茶会(リーガロイヤルホテル東京)
20
¥100,000
【体験コース】吉村先生との昼食会(リーガロイヤルホテル東京)
15
¥200,000
【グッズコース】ツタンカーメン王のレプリカ(黄金のマスク)
3
¥200,000
【グッズコース】ツタンカーメン王のレプリカ3点セット(黄金の玉座、カー像、パピルス船に乗るツタンカーメン)
20
¥200,000
【体験コース】吉村先生との夕食会(リーガロイヤルホテル東京)
10
¥300,000
【特別体験コース】エジプト現地体験!クフ王の船博物館現地見学
¥500,000
【特別体験コース】エジプト現地体験!クフ王の船博物館現地見学と太陽の船復原プロジェクト現場視察
3
¥1,000,000
【体験コース】吉村作治先生との対談&食事会
1
¥1,000,000
調査隊を応援!5,000円コース
¥5,000
調査隊を応援!1万円コース
¥10,000
調査隊を応援!2万円コース
¥20,000
調査隊を応援!3万円コース
¥30,000
調査隊を応援!5万円コース
¥50,000
調査隊を応援!10万円コース
¥100,000
調査隊を応援!20万円コース
¥200,000
調査隊を応援!30万円コース
¥300,000
調査隊を応援!50万円コース
¥500,000
調査隊を応援!100万円コース
¥1,000,000
●プロジェクトに関するご留意事項
○ プロジェクト実施の許可を大エジプト博物館より取得しております。ページ内で掲載している画像は、著作権・肖像権の所有者より掲載許諾を取得しております。
○ 支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
○ リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
○ 支援時に回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。
○ プロジェクトおよびリターンの各種企画について、天災や新型コロナウイルス感染症の影響等により実施等が中止もしくは延期となる可能性がございます。その場合でもご支援の返金は行わず、NPO法人太陽の船復原研究所の運営費および研究費に充てさせていただきます。日時等について、調整の都合上、個別のご要望には沿えない場合がございますので、予めご了承ください。
○ 本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、こちらから「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。
○ ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

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