【画像】VISION X-COUPE

「VISION X-COUPE」と「VISION X-COMPACT」は、展示テーマである2035年「走る歓びは、地球を笑顔にする」を具現化するビジョンモデル。

「VISION X-COUPE」は、「魂動(こどう)」デザインをさら進化させたスポーツクーペで、2ローター・ロータリーターボエンジンとモーター、バッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載。510馬力の出力を持ち、モーターのみで160km、エンジン併用で800kmの航続距離を実現。

 さらに、微細藻類由来のカーボンニュートラル燃料と、マツダ独自のCO2回収技術「マツダモバイルカーボンキャプチャー」の組合わせで、走るほどに大気中のCO2を削減できるという。

「VISION X-COMPACT」は、人の感覚をデジタル化した「人体・感性モデル」と共感型AIの融合で、人とクルマの絆がさらに深まることを目指したモデル。

 クルマと気取らない会話ができ、行き先を提案してくれる、親友のような存在として、自分の世界を広げてくれる。まるで心が通った人とクルマの関係を実現する、マツダが目指すスマートモビリティの未来像としている。

 マツダの代表取締役社長兼 CEO の毛籠勝弘氏は「『走る歓びは、地球を笑顔にする』という言葉はマツダの原点であり、今後の挑戦のコアでもあります。カーボンニュートラルという人類共通の使命のもと、『走る歓び』が、社会と地球の未来をよくする力になると信じ、『クルマが好き』『いつまでも運転をしていたい』という想いを叶え続ます」とコメントしている。

Car Watch,編集部:椿山和雄

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