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池田先生とナイロビ大学名誉教授・インダンガシ博士との語らい 英語版「アフリカ文学の世界から」が発刊
池田先生とナイロビ大学名誉教授・インダンガシ博士との語らい 英語版「アフリカ文学の世界から」が発刊



2025年10月29日





アフリカの識者との初の対談集 ケニア・ナイロビで出版発表会




アフリカの識者との初の対談集 ケニア・ナイロビで出版発表会

 池田大作先生とケニア・ナイロビ大学のヘンリー・インダンガシ名誉教授との対談集『アフリカ文学の世界から』(英語版)の出版発表会が16日(現地時間)、ケニアの首都ナイロビで行われた。学会本部国際渉外局の長岡局長ら派遣団も参加した。同書は、2001年に日本で発刊された書籍『世界の文学を語る』に収録された、両者の対談などを収める。同国の学校の教科書も出版する教育省傘下の「ケニア文学局」から発刊。池田先生とアフリカの識者との語らいが、アフリカで書籍化されるのは、これが初となる。





発刊された対談集『アフリカ文学の世界から』。高村忠成創価大学副学長補(当時)が聞き手として両者の語らいに参加した



発刊された対談集『アフリカ文学の世界から』。高村忠成創価大学副学長補(当時)が聞き手として両者の語らいに参加した




発刊された対談集『アフリカ文学の世界から』。高村忠成創価大学副学長補(当時)が聞き手として両者の語らいに参加した


 ケニア作家協会会長(当時)のインダンガシ博士と池田先生の出会いは2000年5月。ナイロビ大学の交換教員として創価大学に着任した同博士を池田先生が温かく迎え、文学の力やアフリカの口承文学の魅力などについて語り合った。
 
 世界に人間主義の光を送り続けた先生の行動と思想を、ケニア教育省傘下の「ケニア文学局」が高く評価。今回、対談集『アフリカ文学の世界から』(英語版)の出版へと結実した。
 
 豊かなアフリカ文学の世界を巡る両者の語らいのほか、池田先生がナイロビ大学から名誉文学博士号を授与された際の謝辞なども収められている。





インダンガシ博士(中央)の出席のもと、ケニアの首都ナイロビで開かれた出版発表会。博士は池田先生との出会い以来、先生の人間主義の思想を語り続けてきた(16日)



インダンガシ博士(中央)の出席のもと、ケニアの首都ナイロビで開かれた出版発表会。博士は池田先生との出会い以来、先生の人間主義の思想を語り続けてきた(16日)




インダンガシ博士(中央)の出席のもと、ケニアの首都ナイロビで開かれた出版発表会。博士は池田先生との出会い以来、先生の人間主義の思想を語り続けてきた(16日)


 出版発表会では、ナイロビ大学のミリアム・マランガ・ムソニェ文学科長が開会の辞を述べた後、対談者のインダンガシ博士があいさつ。このたびの出版によって「アフリカの心」を深く知る先生の思想と価値観をアフリカの読者に共有できる喜びを語った。
 
 ナイロビ大学のピーター・ワサンバ教授が基調講演。「学問の師であるインダンガシ博士と池田氏の書籍の発刊は、アフリカの未来にとって慶事であり、大変にうれしい」と述べた。 





出版発表会で基調講演を行う、ナイロビ大学のピーター・ワサンバ教授



出版発表会で基調講演を行う、ナイロビ大学のピーター・ワサンバ教授




出版発表会で基調講演を行う、ナイロビ大学のピーター・ワサンバ教授


 出版発表会に列席した来賓から次のような感想が寄せられた。
 
 「両者の語らいは、文学を通して人間そのものの再発見を促す素晴らしいものです」(ケニア文学局・ケネス・ジュンバ出版局長)
 
 「出版を通して、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長という偉大な平和指導者を知ることができ、感謝しています。他言語への翻訳も視野に、アフリカの人々に池田会長のことを伝えたい」(同文学局・ポール・キベット代表)
 
 21世紀は、必ずアフリカの世紀になる――。1960年10月、池田先生は初の海外指導でニューヨークの国連本部を訪れた際、アフリカ諸国の代表の姿を目の当たりにし、未来を展望した。以来、今月で65星霜。この佳節を寿ぐ今回の出版は、池田先生の哲理が、さらにアフリカに広がりゆく新たな一歩となろう。





対談集を先んじて読了したナイロビ大学の学生の有志が、その感想を詩と歌に託して発表した



対談集を先んじて読了したナイロビ大学の学生の有志が、その感想を詩と歌に託して発表した




対談集を先んじて読了したナイロビ大学の学生の有志が、その感想を詩と歌に託して発表した


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