山梨県富士吉田市の北口本宮冨士浅間神社の境内で、イノシシの出没が連日、相次いでいて、この時期は七五三参りで訪れる家族連れも多く、神社や警察が警戒を強めています。
【写真を見る】富士山世界遺産の神社でイノシシ出没相次ぐ 七五三シーズンに困惑 北口本宮冨士浅間神社
今月23日に北口本宮冨士浅間神社の境内で撮影された映像では、神社の本殿から南にわずか50m離れた駐車場で、体長60cm~80cmほどのイノシシが1時間近く、出たり入ったりを繰り返していました。
神社によりますと、境内へのイノシシの出没は今月中旬から相次いでいて、多いときは6日間連続で姿を見せました。
日中、参拝客がいても、恐れる様子はないということです。
この時期は七五三参りに訪れる家族連れも多く、神社と警察が警戒を強めています。
北口本宮冨士浅間神社 高阪雄次 権禰宜
「イノシシが一番出てしまっているところが、第6、7駐車場なのですが、この時期ならではの七五三のご家族の方々などが、お祝いの写真を撮られたりなどされているすぐそばですので、もしもということを考えると、非常に恐ろしいです」
神社は参拝客に見つけても、決して近づいたりえさを与えたりしないよう、注意を呼びかけています。
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