米アマゾン・ドット・コムは、大規模な組織再編の一環として、約1万4000人を削減すると発表した。
人事関連部門のシニアバイスプレジデント、ベス・ガレッティ氏は28日のブログ投稿で、コーポレート部門の人員削減を明らかにし、「今回の人員削減は、社内の非効率をさらに減らし、階層を簡素化し、リソースを再配分することで組織を一段と強化し、当社の最重要プロジェクトや、顧客の現在および将来のニーズにとって最も重要な分野への投資を確実にするための、継続的な取り組みの一環だ」と説明した。
ロイター通信は27日、事情に詳しい関係者の話として、削減は最大3万人に影響する可能性があると報じた。
6月30日時点でアマゾンの従業員数は全世界で155万人。今週30日には7-9月(第3四半期)決算を発表する予定だ。アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は、人員削減や複数のプロジェクト終了に踏み切っており、2022年後半から2023年初頭にかけての段階的な削減では、最終的に約2万7000人がコーポレート職を失った。
原題:Amazon to Cut 14,000 Jobs Across Corporate Workforce
(抜粋)
 
						
			
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