ロシア、夜間にウクライナの無人機193機撃墜 1人死亡

2014年1月のウクライナ軍によるロシア・ブリャンスク州に対する無人機攻撃を受け、炎上する石油貯蔵施設。非常事態省提供(2024年1月19日撮影)。(c)Handout/RUSSIAN EMERGENCY MINISTRY/AFP

【AFP=時事】ロシア国防省は27日、夜間にウクライナの無人機193機を撃墜したと発表した。地元当局は攻撃で1人の死亡を報告している。

国防省はテレグラムで「昨夜、対空防衛システムが193機のウクライナの固定翼無人航空機を迎撃し、破壊した」と明らかにした。

ウクライナとの国境地域にあるブリャンスク州のアレクサンドル・ボゴマズ知事は、ポガル村で小型バスが攻撃を受け、運転手が死亡、乗客5人が負傷したと報告した。

国防省によると、ブリャンスク州で合計47機、モスクワ州では40機の無人機が撃墜され、多くは首都モスクワに向かっていたという。

ロシアは、2022年2月に開始した全面侵攻を続ける中、特にウクライナのエネルギー網を狙った無人機やミサイル攻撃をほぼ絶え間なく実施している。

ウクライナ側も、ロシアの石油精製所やその他のエネルギーインフラを標的とした攻撃で反撃している。
【翻訳編集】AFPBB News

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