
10月28日、 午前の東京株式市場で、ニデック株が一時ストップ安の2070.5円に下落した。前日比では19.4%安。写真は同社のロゴ。都内で2018年7月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 28日 ロイター] – 28日の東京株式市場で、ニデック(6594.T), opens new tabが一時ストップ安の2070.5円に下落した。前日比では19.4%安。東証が27日、同社株を28日から特別注意銘柄に指定すると発表し、手掛かりになっている。日本経済新聞社が日経平均の構成銘柄から同社株を除外すると発表したことは、指数連動ファンドからの売り圧力を強めているとみられる。一方、代わりに日経平均に追加されるイビデン(4062.T), opens new tabは一時21%高の1万3145円に上昇し、上場来高値を更新した。ニデックは、日経株価指数300や日経500種平均株価などからも除外される。代わりに日経300に加わるリンナイ(5947.T), opens new tabは1%安、500種平均に追加されるJVCケンウッド(6632.T), opens new tabは一時2.8%高。
東証は、ニデックが提出した2025年3月期の有価証券報告書の適正性について監査法人が「意見不表明」などとし内部管理体制などについて改善の必要性が高いため、特別注意銘柄に指定した。日経新聞は、東証がニデックを特別注意銘柄に指定したことを受け、11月5日から銘柄を入れ替える。
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