
ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、ウクライナへの長距離巡航ミサイル「トマホーク」供与に関する米国の決定延期によって、ロシアは「ほぼ自動的に外交への関心を失った」という認識を示した。米ホワイトハウスで17日撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst)
[キーウ 21日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、ウクライナへの長距離巡航ミサイル「トマホーク」供与に関する米国の決定延期によって、ロシアは「ほぼ自動的に外交への関心を失った」という認識を示した。
さらに、ロシアが再び、ウクライナ紛争終結に向けた「外交手段を拒否するためにあらゆる手段を講じている」と非難した。
ゼレンスキー大統領は、「ウクライナの長距離攻撃能力が高まれば高まるほど、ロシアの戦争終結への意欲も高まる。ここ数週間で、それが改めて確認された」と指摘。トマホークは「外交への強力な投資」となっており、ウクライナは欧州や米国の同盟国と長距離兵器に関するさらなる協議を行う意向を示した。
また、
自身とトランプ米大統領は現在の戦線を交渉の出発点とすることで合意したと述べた。
米ロ首脳会談に向けたルビオ米国務長官とロシアのラブロフ外相による準備会合が延期と, opens new tabなるなど、
首脳会談の実現には暗雲が立ち込めている。
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