全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)山梨県予選は26日、甲府市・小瀬武道館で決勝が行われ、男女ともに日本航空が優勝。全国切符をつかみました。■男子決勝 日本航空―日川

 男子決勝は4年連続で同じカードに。第1シード・日本航空は第2シード・日川に対し、OH前嶋巽(3年)が打点の高いスパイクで得点を重ねました。

 モンゴルからの留学生MBバト・エルデネ(3年)も相手の攻撃をブロックでシャットアウト。日川はOH加戸琉斗(2年)のスパイクで食い下がりますが、絶対王者・日本航空が圧倒。3-0(25-16、25-17、25-19)のストレートで24年連続24回目の優勝を果たしました。

鈴木碧惟主将
「3年生としてチームを全国大会に導こうとやっていたので(全国)切符をつかめてうれしい」

■女子決勝 帝京第三―日本航空

 第2シードの女子・日本航空は、学校史上初の3連覇を狙う第4シード・帝京第三に対し、モンゴルからの留学生MBソヨルエルデネ・フスレン(3年)が躍動。今大会最長身180cmの高さを生かした攻撃で、2セットを連取しました。

 第2セットをデュースに持ち込みながらも落とした帝京第三は第3セット、エースのOH丸山椎叶(3年)が得点を奪いますが、日本航空の勢いは止まらず、3-0(25-16、27-25、25-21)のストレート勝利。3年ぶりに女王の座を奪還しました。優勝は8回目。

永野帆乃花主将
「苦しいこともいっぱいあったが、優勝することができてとてもうれしかった。本当に大事な仲間で感謝している」

 最優秀選手賞には、男子が鈴木碧惟主将(日本航空)、女子は永野帆乃花主将(日本航空)が選ばれました。

 日本航空がアベック出場する全国大会は年明けの1月5日に開幕。東京体育館で開催されます。

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