鳴子温泉は、宮城県大崎市にある1000年以上の歴史を持つ東北屈指の名湯で、鳴子・東鳴子など5つの温泉地で構成される「鳴子温泉郷」の中心です。日本に存在する11種の泉質のうち8種類が湧き出ることから「温泉のデパート」とも呼ばれます。
鳴子温泉
宮城県大崎市にある鳴子温泉は、千年を超える歴史を持つ、東北屈指の温泉地です。鳴子温泉郷の中心地として栄え、川沿いに湯けむりが立ちのぼる景色は、どこか懐かしい日本の原風景を思わせます。
特筆すべきは、11種類ある泉質のうち8種類が湧き出すという豊富さで、まさに“湯の宝庫”。レトロな街並みと硫黄の香りが漂う中、心落ち着くひとときを過ごせます。
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「鳴子温泉」周辺には何がある?
鳴子温泉周辺は、紅葉の名所として名高く、なかでも温泉街からほど近い鳴子峡は、秋になると山々が鮮やかに色づき、多くの観光客でにぎわいます。
温泉街には「鳴子こけし」の工房や土産物店が並び、絵付け体験などの伝統工芸にも触れることができます。また、日帰り入浴ができる「滝の湯」などの施設も充実しており、泉質の違いを楽しみながらの湯めぐりも人気です。
「湯治宿が多くて、ひとりでも浮かない」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。
泉質の種類が豊富
「東北屈指の湯治場で、5つの泉質を楽しめる『温泉のデパート』とも呼ばれる名湯。温泉街のレトロな雰囲気も人気で、温泉好きにとっては一度は訪れたい場所です」(30代男性/神奈川県)
「何種類もある泉質を一つ一つ効果を試しながら楽しむというのも乙な気がします」(50代女性/青森県)
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秋の紅葉が絶景
「東北有数の名湯であり、泉質の種類が豊富なのが魅力です。秋は紅葉との相性も抜群で、色とりどりの景色を眺めながら温泉に浸かると、心身ともに癒されると思います」(20代男性/愛知県)
「鳴子峡谷の紅葉がとてもきれいです。温泉も美肌効果があってよいです」(60代男性/新潟県)
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ひとりでも浮かない
「昔ながらの温泉街でリラックスできそうだから」(40代男性/兵庫県)
「湯治宿が多くて、ひとりでも浮かない。硫黄の香りと古い町並みが癒し」(50代女性/兵庫県)
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【アクセス】新幹線+JRで約3時間。1泊以上がおすすめ
鳴子温泉は、東北新幹線を利用することで比較的スムーズにアクセスできます。
新幹線+JR
東京駅から東北新幹線「やまびこ」などを利用すれば、古川駅までは最速で約2時間です。古川駅でJR陸羽東線に乗り換えると、鳴子温泉駅まではおよそ45分。乗り換え時間を含まない全体の所要時間は、約2時間45分が目安です。
日帰り旅行も可能な所要時間ですが、温泉や観光スポットをじっくり楽しむには1泊以上がおすすめです。
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この記事の執筆者:
坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
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